暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第4章 俺の幼馴染とテロ屋さんが修羅場すぎる!
第61話 部長のお仕事
[4/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
さんをお呼びした理由なのです」

「と、言いますと?」

「ここにはこう記されています。『我が眠りを覚ますのは乳の豊かな美しき魔なる女性だけ』、と」

 ち、乳の豊かな美しき魔なる女性?

「要約しますと、『私はおっぱいの大きい悪魔の美女に起こされたい』ということだと私は解釈しました!」



ズルっ



 そのあんまりな内容に俺達はその場でずっこけた!

「要約しすぎだ! っていうか本当にそんなこと書かれていたんですか!?」

「間違いありません!」

 ダメだ、頭痛がしてきた。まぁ……

「おっぱいの大きな悪魔の美女に起こされたいってのは、まぁ気持ちが分からんでもないが……」

「分かるんだ……」

 祐斗が苦笑しながら言ってくる。っていうかお前も男なら分かるはずだろ? 知ってんだぞ? お前も意外とムッツリだってこと。

「ちなみにこれまで棺に触って開けようとした研究者は、皆むさいおっさんばかりでした」

「男が触るのは論外か。まぁそれも分かるな」

「つまりこの中の人、イッセーみたいな変態さんってことかにゃ?」

「ってヒデェな黒歌姉!?」

「でも自分の眠る棺にそんなこと書くなんて、お兄ちゃんレベルの変態であることには間違いないと思います」

「えぇっ!? っていうかその言い方だと俺の方が変態レベルが高いように聞こえるんだけど!? 白音ちゃん!!」

「ん、もしかしたらイッセー、中の人の生まれ変わり、かも」

「今のが一番傷ついたぞ龍巳!」

「まぁ、満場一致でイッセーは変態ってことよね」

「って話の方向がぶっ飛んだ挙句別の場所に着陸してるぞ火織!」

 皆ホント言いたい放題だな! 俺だって自分の墓にこんな言葉刻まねぇぞ! せめて火葬場で焼く前に棺桶に一緒にエロ本入れてもらうくらいだって! 全然変態チックじゃないよな!?

「そのくらいにしておきなさい。この中にいるのがイッセーのような者かは別として、そろそろ開け方を考えるわよ」

 って部長もヒデェっ!

「ふむ、私のエクスカリバーでこじ開けてみるか?」

「ゼノヴィアの破壊の聖剣(エクスカリバー・デストラクション)なんて使ったら棺が壊れちゃうわよ。むしろここは私の自由に姿を変えられる擬態の聖剣(エクスカリバー・ミミック)の出番じゃないかしら? ほんの少しの隙間からでも潜り込めるから、中から開けられるかも……」

「いえ、魔のオーラが出ていることを考えると簡単に開くでしょうけど、同時に中の物が消滅してしまう可能性があるわ。依頼上、それはあまりいい手ではないわね。触った人が昏倒していることを考えるとあまり触れたりしたくもないし……どうしようかしらね?」

 まぁ今まで触っ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ