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スーパーロボット大戦OGAnother
第一部「数奇なる騎士」
第08話「猪の叫び」
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をどこへやった!?」
ライから怒号が飛ぶ。
「王女?ああ、そんな娘もいたがさてな…。」
「今頃、アードラーに酷い目に遭っているだろう…。考えただけでも胸が痛む…フフ…。」
ハンスは、言葉とは裏腹に嘲笑じみた態度を取る。
「そんな…!」
ナナが手でバイザーを覆った。
「貴様ァァ!」
ライが激昂する。
「どこまでも見下げた男だ…」
ライトが無感情に言い捨てた。
「だがそんな男だからこそ…ということか。」
キョウスケが続いた。
「私怨で戦うつもりはない…だが貴様は別だ、ハンス!」
「元はと言えば、タカヤとの確執も貴様が原因だったな…逆恨みかもしれんが。」
「「貴様にはここで、死んでもらう。」」
キョウスケ、ライトが声を合せて宣言した。
「フン!死ぬのは貴様らだ。いつまでも礼儀のなっていない連中が…」
ハンスが吐き捨てる。
「前にも言ったが、貴様のことを上官だと思っている人間は一人もいない。これ以上妄言を吐くな。」
ライトが説き伏せた。
「聞いていれば図に乗りおって…!各機進撃!あの連中の息の根を止めろ。」
ハンスが指示を発し、にらみ合いが破られた。
「キョウスケ少尉、AMと戦闘機は引き受けます。少尉はあの男を。」
ライトが言うと同時にチャクラムを放ち、F−32のコックピットを叩き潰した。
「ライト、有象無象は、俺の方でも手伝おう!」
ライがライトに続き、同じようにビームチャクラムでF−32を撃墜した。
「了解した。エクセレン、リュウセイ、援護を頼む。」
「了解よキョウスケ、派手にやっちゃいましょ。」「俺も了解だ!行くぜ!!」
2人がそれぞれ快諾し、キョウスケと共にハンスのストークへ向かった。
「フォトンライフルの威嚇…」
ライトは行動を声で確認しながら動作をする。
「そこへチャフ・グレネードを発射。」
言葉通りの行動でガーリオン2機の動きを止め。
「接近してチャクラム…終わりだ。」
続いて2機をチャクラムで絡めて中央から刃で両断し、撃破した。
「片足のない状態でやるな…。では、俺も負けられん!」
ライは微笑すると、眼前に2機のランドリオンを捉えた。
「行け!光の戦輪よ!」
光の戦輪、即ちビーム・チャクラム。
その刃は1機のランドリオンの腕脚を奪い、行動不能にした。
「てえい!」
もう1機に対してはツイン・マグナ・ライフルで応戦し直撃を浴びせた。
「お見事です。」
ライトが称賛した。
「そちらもな。」
ライも微笑で返した。
















***

















「はあああああああ!」
「おおおおおおおお!」
ディバイン・アームとサークル・ザンバーが激しくぶつかり合う。
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