標的1 動き出す運命
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イタリアのどことも知れぬ場所で2人の対談があった・・・
「情報は確かなのか?」 白銀の髪に冷たい視線を持った男が言った。
「ああ、間違いない」
そう答えたのは男にしてはやや長い金色の髪を持ち、こちらも冷たい視線を持った男だった。
「しっかしあんたもよくやるよな、あんな状態から解放されたばっかだろ?」
「ふふ、恨みは強くなる一方だよジェラート」
その言葉に強い力を感じたジェラートは一瞬不意をつかれた。
「さあ行け、ジェラート」
白銀の男はそう言うと部屋の奥に消えていった。
ジェラートは部屋を出てこう言った。
「アイツは強いぜ、おそらくあんたが思ってる以上にな、しっかしよく似てんなー、ボンゴレ]世・沢田綱吉」
ジェラートは手に写真を見ながらそうつぶやいた。
その声を聞いたこのようにツナは振り向いた。
「えっ?今誰か・・・」
背後には誰もいない。
「気のせい、か」
ツナは歩き出した。
そして運命は動き出した、誰も知りえない新たなる未来に。
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