変わった先輩。
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「___さんなんかごめん。」
「いやいいよ。ていうか赤葦君謝んないで!私全然平気だし・・・・多分。」
「・・・・。あんまり無理しないでね。困ったら何でも言って。」
赤葦の優しい言葉に胸が熱くなった。
「じゃあ練習行ってくる。」
そう言って先輩達の所に行った。___は、 頑張ってね と手を振った。
・・・・ふと思った。マネージャーって何すればいいのだろう。
今聞くのはなぁと思ったけれど聞かなきゃいけないこともあると思ったので赤葦を呼んだ。
「赤葦君〜練習中ごめん!!ちょっといいかな?」
赤葦は、文句一つ言わないで来てくれた。
「どうしたの?」
「マネージャーやったこと無くて何したらいいか分からないんだけど・・・・。」
「ああ、ごめん。ちょっと待っててもらえないかな。」
「うん。」
___にそう言うと急いで先輩達がいる方へと向かった。
何か喋ってるみたいだ。
何の話をしてるのかなーっと考えてると皆がこっちに来た。
そしていきなり木兎が___の肩をつかんで叫んだ。
「すまなかった!!___!!新人に仕事を教えてないなんて俺は、なんて奴なんだ!!」
「?????」
「いいかお前らよく聞けー!!今日の部活は、___に仕事を教えることだ!」
「うぃー。」
「え、あの?!そそんな!!」
___が申し訳なさそうに言うと、木兎は 心配すんな!! と元気に言った。
「あっ赤葦君!!」
「こういうの木兎さんに言わないと《何で俺に言わないんだぁぁぁあ赤葦い!!》って怒られるんだよ。」
赤葦にそう言われたので___は、これ以上聞かないことにした。
それにしても主将は、元気だなあと思った。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
いやうるさい。
・・・・
「それじゃあ早速。そうだな・・・・スポドリを作る練習をしよう。」
「はいっす。」
「えーっと粉はこんぐらいかな?」
ドバババー・・・・ 「よしっ!さすが俺!!」
木兎は満足そうにしてるが皆は思った。
《入れすぎじゃね?!!》
しかし誰も口には出せない。何故なら落ち込んでしまうからだ。
だけどこのままでは___がそのまんま覚えてしまう。・・・・さすがにそれは、ないかもしれないが。
ドスッ 木「?」 小(おいっ木兎に言えよ・・・・) 木(えぇ?!俺?!いや猿に言え。)
猿(え〜・・・・言えないよ・・・・) 小(じゃあここは、一年に頼もう。)
尾(俺っすか?!) 猿(それは、ひどいんじゃない?)
赤(・・・・ああ・・・・もういいです。俺がいいます。)
赤葦は慎重に言葉を選びながら木兎に
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