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【IS】例えばこんな生活は。
例えばこんな苦労人は労わるべきだろ
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ろを見せたくないらしい。それが証拠におりむーが席を外したタイミングでちょくちょく弱音を漏らしていた。

そういう所はちょっと母さんに似ているかも。――父さんが死んで間もないころの母さんに。明らかに強がってた母さんを見て、俺は何を思ったか父さんの代わりにならなきゃって思って・・・・・・
親の代わりなんて、なろうと思ってなれるものじゃなかった。そう思ったという話をしたら、先生は「お前も私と同類か」と小さく苦笑した。

・・・それはそうと、クラスメートの皆さんが「今度倒れたら私も介護して!」と要求してくるのは何でだ。そんなに面倒見てもらえるのが羨ましいのか?しかし「この2人に看護されたら別の意味で昇天しそう」っていうのも意味わかんないよな。

「オウカ、意味わかる?」
『ゴエモンに付きっきりでカンビョー・・・メンテナンスみたいなもの?をしてもらう・・・・・・かぁ。何だかちょっとハズカシイかも』
「つまり、恥ずかし過ぎて憤死?」

よく分からないが、結局簪ちゃんは夕方を背に帰ってきた。何故か若干の戦闘痕が残っているけど何と戦ったんだろう。きっとあのIS、学園の守護神みたいな存在になるんじゃなかろうか。
 
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