第1章 双子の兄妹
1-4 禁断の時
禁断の時
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れ以上抑えるのは不可能だと諦めかけていた。
マユミは背後からケンジのシャツをめくり上げた。そして汗ばんだ素肌に直に触れたまま腕を前に回し、彼の胸を優しくさすった。
ケンジはびっくりして声を上げた。「マ、マユ!」
「ケン兄、あたし……」
マユミは手をケンジのハーフパンツの中に忍ばせた。そして彼が身につけたままの小さなショーツの上から、ペニスに軽く触れた。
「あ!」ケンジはビクンと身体を硬直させた。
「ケン兄……お願いが……あるの」
「マ、マユ……」
「あたしを……抱いて」
「マ、マユっ!」ケンジは我慢できず二人の身体に掛かっていたケットをはぎ取った。そして身体を起こすとマユミに乱暴に覆い被さり、その口を自分の唇で塞いだ。またカチリと歯がぶつかる音がした。
「ん、んんっ!」マユミは一瞬苦しそうに呻いたが、すぐにケンジの濃厚なキスを受け入れ、同じようにその唇を味わい始めた。
ケンジは、キスを続けながら、着衣越しにブラを着けていないマユミの豊かで柔らかい乳房をさすった。「んん……」マユミはまた小さく呻いた。
口を離したケンジは、マユミが身に着けていたシャツをめくりあげ、露わになった乳房を夢中で吸った。
「ああ……、ケン兄!」
ケンジははっとしてマユミから身を離した。
「ご、ごめん、マユ、お、俺、乱暴だよな?」
「平気だよ。大丈夫」マユミはそう言って上気した顔をほころばせた。「きて、ケン兄」
マユミはゆっくりとシャツを脱いだ。露わになったバストが、薄暗い中でも白く浮き上がって見えた。
「マユ……。優しく、するから」ケンジは我慢できない様子で着ていたシャツとハーフパンツを脱ぎ捨て、マユミの身体を抱きしめた。そして彼女の耳元で申し訳なさそうに囁いた。
「マユ、ごめん、実は俺……」
「どうしたの?」
「おまえの下着、盗んだ」
「やっぱり、これあたしのショーツだったんだ。でも何だか嬉しい。気にしないで、ケン兄」マユミはそう言いながらケンジの穿いていた自分のショーツにそっと手を触れさせた。
マユミは躊躇いがちに言った。「あたしの中にきて、ケン兄。お願い」すでにマユミの秘部はしっとりと潤っていた。
ケンジが大きくごくりと唾を飲み込む音が聞こえた。
「……い、いいのか? マユ、お、俺で、いいのか?」
「あなたに抱いて欲しいの。きて、お願い」
自分でショーツを脱ぎ去り、マユミのそれもはぎ取って全裸にしたケンジは、焦ったようにマユミに体重を掛けて覆い被さった。マユミは少し恥じらいながら両脚を少しずつ広げていった。
「マ、マユ……」
マユミは両手で顔を覆っていた。「ケン兄……」
ケンジは身体を起こした。
「マユ、さ、触っても……いいか?」
「……うん。で
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