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とある3人のデート・ア・ライブ
短編1 退院祝い
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球選手となった。

続いて上条チームよターン。上条がルーレットと回す。

5が出た。

珍しくまともな数字が出たと思えば、そのマスは

一回休み。

上条「不幸だ……」

次によしのんが駒を進める。マスには株券が発行できるというマス。よしのんは一枚株券を入手した。

十香と士道もルーレットを回し、中々高い数字が出て、あっさり上条チームを追い抜いた。

そして上条チームは一回休み。

特に何も起こらなかった3ターン目が終わり、4ターン目に入った。

4ターン目で四糸乃チーム以外は全員結婚マスに到着し、5ターン目に突入した。

上条がルーレットを回し、そのマスは一回休み。

よしのんが回し、給料日のマスに行った。

十香はなんともラッキーなことに3万円をもらうマスに止まった。

士道は5千円をもらうマスに止まり、6ターン目へと続いた。



しかし、何が起こるか分からないのが人生ゲームだ。

気づけば上条・琴里チームは約束手形が5枚あり、四糸乃・よしのんチームが先頭を走り、一方通行・十香チームは一方通行の戦略のせいかダントツでお金を所持しており、士道・佐天チームは職を失っていた。

琴里「ねぇ。どうやったらこんなに約束手形を持ってくるのかしら?」

上条「上条さんだってしたくてしてるんじゃありませんことよ!?」

よしのん『四糸乃!このまま一位になっちゃおうよ!』

四糸乃「う、うん……!がんばろう、よしのん……!」

十香「あーくん大丈夫なのか?私達一番遅いぞ?」

一方「心配すンな。手はある」

佐天「どうしましょうか。職がなくなりましたけど……」

士道「う〜ん……」

多種多様な反応を見せたがゲームも大詰めだ。そろそろ勝負が決まってもおかしくない。

琴里がルーレットを回し、8が出て四糸乃・よしのんチームを追い抜き、ゴールにかなり近づく。

四糸乃は不運なことに1が出てしまった。

一方通行は驚くことに10を出し、さらに給料日を2回通るという芸当?を見せた。

佐天は6を出したが、あまり恵まれないマスに止まってしまい、次のターンへと移った。

あと11マス。仮にここで上条が1を出しても次のターンで琴里の運で10を出して勝利することが出来るかもしれない。

上条がルーレットを回す。

出た目は10

琴里「嘘っ!?」

上条「やった……上条さんにもとうとう幸運が……!」

上条は喜んでいるが琴里は青ざめている。

もちろん上条が10出したことにも驚いているが、それ以上に驚くべきことがあった。



それは、

ボードゲームの代名詞。

ゴール直前の落とし穴。




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