暁 〜小説投稿サイト〜
一人のカタナ使い
SAO編?―アインクラッド―
第一章―剣の世界―
第4話?森の秘薬U
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ょ頑張りますかね〜」

?我ながら間の抜けた口調で気合を入れてから少しずつ下がりつつあった口角を上げ直し、俺は二人の受けているクエストのお手伝いを開始した。今更ながら。










「おっ、見っけ!」

?森の奥に入って少ししたあと、目的の相手である《リトルネペント》を見つけた。
?見た目はファンタジー系のゲームとかによく出てくるような感じで、実際に見てみると『キモイ』という単語がまず頭に浮かんでくる。

「う〜ん、多分俺よりはレベルは上なんだろうけど……よくわかんねぇな。俺もユウとコウと同じように《索敵スキル》を取るべきだったか?」

?少し後悔しながら遠くからネペントの様子をうかがう。結構距離があるので、向こうは俺の存在に気付いていない。
?俺は見つからないようにゆっくりとネペントに近づいていく――つもりが早速見つかった。ネペントが威嚇をしながら俺の方向に動いてくる。どうゆう仕組みであれ動いてんの?
?ていうか、俺見つかるの早すぎだろ。まぁ、確かにゆっくりとか言いながら結構早かったけど??何なら周りの茂みとかガサガサ音鳴ってたけど??やっぱり俺には回りくどいやり方は不向きなんだな。
?そんなことを思いながら今も尚近づいてくるネペントをじっと見つめていた。

「まぁ、サクッとやっつけちまうか」

?そう言って槍を構える。まだイマイチ槍の構え方がよくわからないから、多分周りから見たら変な構え方をしていると思う。SAOのどっかに槍術かなんか習ってる人いないかなあ?

?先手必勝!?と思い、いきなり両手槍ソードスキル《スタッブ》を発動させ、ネペントのウツボ部分にヒットさせる。ネペントが悲鳴を上げてのけぞり、HPゲージが三割ほど減った。
?コウ曰く、『槍』というカテゴリの武器は現在わかっている片手用直剣や曲刀などの全武器の種類の中で一番攻撃力が高いらしい(もちろん全ての種類の槍が他の武器より攻撃力が高いわけではないけど)。
?だが、その一方で槍系ソードスキルの攻撃範囲が狭かったり、槍という武器の形状上接近されると不利になる、等といったデメリットも存在する。

?俺の硬直時間が終わったと同時にネペントものけぞった状態から復活した。
?俺はさらに追撃を仕掛けるために近づこうとする。しかし、ネペントの鋭利な触手が邪魔をしてきてなかなか近づけない――俺の武器が槍でなければ。

「ふ………っ!」

?俺は鋭い気迫とともに槍を持つ位置を下げ、勢いよく突く。両手槍は単純に『長い』というのが長所なので、少しぐらい近づけなくても攻撃することは可能だ。
?俺はネペントの鋭利な触手を避けながら隙ができたらその場から攻撃をするという動作をする。まさにヒット&アウェイ。
?それを数回繰り返すと、ネペント
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