第15話 モンモランシーへの治療
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「えっと、大丈夫ならいいですけど、誰かと一緒にいかれた方が安心ですよ」
「それなら、友人と一緒に行くから大丈夫よ」
うむ。今日はほとんど一緒にいたはずなんだが、どこで話したのやら。トイレかな?
まあ、頭をさわると髪の毛が、乱れるから、お風呂に入りたいのなら、そっちになってしまうだろう。
「お風呂って、だいたい、どれくらい入っているつもりですか?」
「今日は短くするから、1時間くらいのつもり」
短くして1時間か。俺が長くて1時間ってところだから、普段はどれくらいはいるんだろうかって、一瞬ぼけたことを考えたが、
「時間できめますか? それとも、お風呂からの帰りに、男女間の寮の間でまっていましょうか?」
「時間で……9時半からね」
「おおせのままに」
その日は、夕食後は、念のため部屋までついていって、部屋の前でUターンとなって、軽く運動をしてから、約束の時間にモンモランシーの部屋で触診をした。
そんな風にして、触診は3日にわたりおこなったが、体調に変化はなかったので、魔法薬を減薬していく。早く薬をやめたいとのことなので、減薬量は2割として、3日間に一度ずつ触診をしていくことにした。触診といっても、肝臓の方は6日間に1回といったところだけど。
それで、虚無の曜日は、俺が1人で化粧品店に行くことになった。
あそこって、男性客は入らないから、めだつんだよな。とほほ。
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