天使の反射防壁
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ンドだ」
「私……ドロー」
一ターン目は誰も攻撃できないのがこのタッグデュエルのルール。……余裕与えると恵は手がつけられなくなるぞ……。
「これ……」
苦渋の選択……っておいおい、最初から飛ばすな。
選択したカードはゾンビ・キャリア×3に馬頭鬼にコブリンゾンビ。
「……逢魔」
「ん?」
「……選んで」
タッグデュエルだとパートナーに選ばせることができるのか。……そういえば原作でも迷宮兄弟がやってたな。
「じゃあ、ゴブリンゾンビで」
「ん……出す」
恵は一つ頷くと手札に加えたゴブリンゾンビを守備表示で召喚。
「発動……伏せ……エンド」
生還の宝札を発動し、一枚伏せてターンエンドした。
「では私のターンですね。手札から魔法カード、パワー・ボンドを発動します。手札のサイバー・ドラゴンとフィールド上のプロト・サイバー・ドラゴンを融合し、サイバー・ツイン・ドラゴンを融合召喚します。パワー・ボンドの効果で攻撃力は二倍となりますね」
「残念ですがカウンタートラップ、昇天の黒角笛を発動します。特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する」
二つの頭を持った機械竜が登場するも、黒角笛の音響に共振したのか一瞬でひび割れ、崩壊していく。
「そしてカウンタートラップが発動したので豊穣のアルテミスの効果が発動。デッキからカードを一枚ドローする」
俺がカードを一枚ドローすると恵も一枚カードをドローする。フィールド共有だからなぁ。
「……ならば私は手札からサイバー・ヴァリーを攻撃表示で召喚します。カードを三枚伏せてターンエンドです」
リカバーするカードがあるのはさすがだと思う。まあ、もう布陣は整ったけど。
「俺のターン、ドロー。手札の天空の使者 ゼラディアスの効果発動。このカードを手札から墓地に捨て、デッキから天空の聖域を手札に加え、そのまま発動します」
場に光が満ち、どこか暖かいフィールドが顕現した。……ソリッドビジョンすげー。
「ゴブリンゾンビを攻撃表示に変更し、バトル。豊穣のアルテミスでサイバー・ヴァリーを攻撃」
「サイバー・ヴァリーの効果を発動します」
「残念ですがカウンタートラップ、天罰を発動。手札を一枚捨て、モンスター効果を無効にし、破壊します。そして豊穣のアルテミスの効果で一枚ドロー。さらに手札の冥王竜ヴァンダルギオンの効果発動。手札から特殊召喚し、この召喚に関わったカウンタートラップが無効にした効果の種類に応じて効果を発動します。今回無効にしたのはモンスター効果。なので墓地の馬頭鬼を攻撃表示で復活させます。墓地からモンスターが特殊召喚されたため、生還の宝札で三枚ドロー」
ここまでがワンモーション。長い。
「
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