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「僕は…」
歌えなくなった僕は…どうすれば…少し落胆したが…
「とにかく、一応予選は受けよう?」
とシノン。うーん…そうだな…確かに戦えない訳じゃない。逆に言えば僕単体がどれだけ戦えるか分かるチャンスとしても考えられる。
僕は笑顔を作り。
「とりあえず予選は受けてみるよ。」
「その後、雪宮病院行こうね?」
「え?シノン?歌が歌えなくなったのは痛いけど。父さんのところ行くほどじゃ…」
「行・こ・う・ね?」
「…ウィッス。」
…怖い。にこやかだ。このシノンが1番怖い。だけど心配してくれてるのなら…
「…でも、心配してくれてありがとう。」
「スノー…佳はいつも心配だからね。」
そんな中キリトが咳払いをして僕達に話しかけてきた。
「とりあえず会場に行くか?」
とキリト。せっかくシノンと話してたのに…
「うん。そうだね。…キリト。君はなかなかにムカつくね?」
「はあ?」
「…いや、今まで僕はこの空気に突っ込んでいたのか…完璧なKYじゃん…」
僕達はとりあえずBARを出て予選会場へと向かい始めた。
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「こんなに大変なの??銃撃戦って??」
ただいま予選一回戦。
僕は今回リズム感が消えてしまったので大ピンチだった。
今までの僕の銃撃戦のテクニックである『不可視の銃弾』『銃弾撃ち』『楽譜』がリズムが取れず使えないのだ。一か八かやってみたが見事に失敗。
そのため僕は見事に相手のサブマシンガンに被弾し、今HPが4割以下。かなりマズイ状況だ。
「くそ…どうすれば…。くそっ!リズム感が無くても…シノンやキリトみたいな自分自身の得意技が使えれば…」
リズム感が無いので切り札が無いこの状況。そんなことを考えて、ただいまマップの小さな小屋の中で隠れているが見つかるのも時間の問題だろう。少し焦りが生まれる。
「まてよ…?」
僕はとあるSAO時代にいたあの戦士を思い出した。全ての武器を使うーーー白の剣士と戦場のプリンセスを。
「あいつらは…そういえばいろんな武器を工夫をして戦っていた。
いや、効率的に戦っていた…?
まてよ。つまりリズム感が無くても…あいつらのマネをすれば…!
これならギリ行けるか…!」
とりあえず感謝するよ。
…シオン君!エリーちゃん!
そう考えると僕は真っ先に小屋から飛び出した。
まさか飛び出して来るとは思わなかったのだろう。少し驚いた表情をしたが対戦相手に余裕の表情が浮かぶ。
「ははは!まさかお前から出てくるとはな!死ね??」
「…」
僕は対戦相手に銃を向けられるが…
「…確か。こんな感じ!」
僕は
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