暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL ―Memory Jewel―
序章 出会い
Story3 アネモネの記憶
[4/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
、初クエスト頑張ってね。」
「うん!行って来ます!」
笑顔で手を振るミラにエメラも手を振り返し、エメラは仲間と共に初クエストへ、“記憶の宝石”探しに出掛けたのだった。
それから1時間ほど列車に乗り、モミジ山に着いたナツ達はまだ赤く色づいていないモミジの葉のトンネルを潜り抜けながら山を登り続けて―――――現在に至る。ナツ達は相変わらずゴバイロンの集団に取り囲まれていた。
「討伐する魔物って、
コイツ等
(
ゴバイロン
)
の事じゃねェよな?」
「あぁ。依頼主のモミジ山の営林署の役人は、山の頂に、その生物はいると言っていたからな。」
「ここって、まだ頂じゃ、ないですもんね。」
イブキの問いにエルザが答え、ウェンディが自分に言い聞かせるような口調で言う。
「とにかく、
コイツ等
(
ゴバイロン
)
を倒さねェと先には進めねェ!一気に片付けんぞっ!」
「オォッ!!!」
ナツの威勢の良い声に続いて全員が声を上げたのと同時に、アオイが
青竜刀
(
セイリュウトウ
)
を構え直し、目の前にいる2匹のゴバイロンに向かい打つと、
「
青竜
(
セイリュウ
)
・
水斬
(
ミズギリ
)
!」
白銀の刀身が淡い青色に光り出したかと思えば、アオイは
青竜刀
(
セイリュウトウ
)
を2匹のゴバイロンの頭上に振りかざす。すると、
青竜刀
(
セイリュウトウ
)
の軌跡から水が噴出し、2匹のゴバイロンを攻撃した。
「タウロス、お願い!」
「ルーシィさんの為なら、
MO
(
も
)
ー頑張っちゃいますっ!」
ルーシィが指示を出すと、タウロスは巨大な斧を構え2匹にゴバイロンに向かって駆け出すと、
「
MO
(
も
)
オォォオオォオオオオッ!」
2匹のゴバイロンを突き飛ばした。
「アイスメイク、
槍騎兵
(
ランス
)
ッ!」
グレイが胸の前で両手に溜めた冷気を一斉に放ち、氷の槍が4匹のゴバイロンを攻撃した。
「
変換武器
(
チェインアームズ
)
・
施条銃
(
ライフル
)
」
バンリが腰に差していた小刀を手に持つと、小刀は一瞬で
施条銃
(
ライフル
)
に形を変えた。
表情を一切変えず、無駄が一切無い動作で、バンリは
施条銃
(
ライフル
)
を構え襲い掛かってきた3匹のゴバイロンに狙いを定めると―――
「乱射。」
一瞬で、3匹のゴバイロンの体を弾丸が貫いた。
「天竜の咆哮ッ!」
息を吸い、頬を大きく膨らませたウェンディが空気の
息
(
ブレス
)
を吐き出し、2匹のゴバイロンを攻撃した。
「オウガソウル・悪鬼!」
イブキの体が無数の四角に分裂し始めると、頭からは2本の角、指先には鋭く尖った爪、口には牙が生え、手には金棒が握られている。
「うおおぉらぁあぁぁあああっ!」
声を荒げながら金棒を振り回し、3匹のゴバイロンを攻撃してい
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ