第二十一話:レッツパーティー!!
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ゃなくて骸殻で逃げただけで!!!」
「………まさに命がけだな」
「うん………」
やめてくれ!!?そんな憐みの目で見ないでくれ!!!俺たちは強くなったんだ!!!
禁手には至れなかったけど骸殻の新しい力にも気づいけたし、基礎的な能力も上げることが出来たんだ!!!
だから今、目が涙でぬれてるのはゴミが入っただけなんだ!!?きっとそうだ!!!??
目に入ったゴミを洗い流しに行った後
久しぶりに会うみんなとの会話をひとしきり楽しみ
パーティーの為にドレスアップの準備をし始めた
……それにしても副社長に任命されたとき以来だなこんなにも着飾るのは
……やっぱ、堅っ苦しいのは苦手だな…でも――
「……いい加減なれないとな」
「何か言いましたか?ルドガー先輩」
「いや、何でもない……それよりもギャスパー…お前…いや何でもない」
ギャスパーのドレス姿を見て改めてこいつが筋金入りの女装好きだということを確認する
やたら似合っているのが複雑なところだ
「?変な先輩ですう」
首をコテっとかしげて微笑むな、一瞬見とれかけたぞ!!今日のパーティーで誰かが道を踏み外さないように見張っておこう……
「部長、会場までどうやっていくんですか?」
「あなたが良く知っている人に頼んであるわよ、イッセー」
「良く知る人?」
「待たせたな」
「「タンニーン!!?」」
声を聴いて空を見上げるとそこにはタンニーンとその眷属らしきドラゴンが飛んでいた
「俺達が背中に乗せて会場まで連れて行ってやる、背中に結界を張ってやるから髪が乱れる心配もないぞ」
タンニーンの奴紳士だな、ちょっと尊敬する
「ああ、あとルドガーは俺以外の奴に乗ってくれ」
「随分と嫌われたもんだな、俺も」
「別にお前が嫌いなわけではない、ただお前が俺の後ろに立つと奇襲を仕掛けてきそうで落ち着かんのだ」
「失礼な、修行は終わったんだ、そんなことをするわけない……とも言えないな」
「言えないんかい!!?」
いや、俺だって攻撃する気なんて毛頭ないよ?でも条件反射でついやってしまうかもしれないしなあ……癖って怖いな?
「とにかく、早いとこ乗れ、まだ時間はあるがパーティーに遅刻するのはまずいぞ?」
タンニーンの言うとおりだな、遅刻するのはまずいよな、パーティーには冥界の料理が出るだろうから新しいレシピに加えられるといいな……うん、楽しみだ
「はあ……疲れた……」
こう…なんとうか目上の人と話すのって疲れるよな、部長の面子にも関わってくるから適当にするわけにもいかないし……はあ……
「ルドガーさん、どうかされたんですか?」
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