エピソード12 〜憂さ晴らし〜
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まぁ負けないけどね
久々の同格の相手にますます燃えてくる紫苑。その紫苑の表情を見て、ニヤリと笑うマキナも同じ気持ちのようだ
「手札から2枚のギガマンティスをダンセルとセンチピードに装備する。ギガマンティスが装備されたモンスターの元々の攻撃力は2400になる。行け、コアとドライを攻撃!ゼクトスラッシュ!2連撃!!」
2体の甲虫装機の両腕にカマキリのような大鎌が装備され、2体の機械をいとも簡単に切り裂く。
マキナLP4000→2000
「ぐぅぅ…くっそ、マジで倍返し食らったわ。いや、5倍返しか」
「1枚セットしてエンドだ。さぁ、どーする?」
挑発的な笑みを浮かべる紫苑
「いいね。やってやるよ。俺のターン、ドロー!「待った!」なんだよ!?」
「手札から【増殖するG】を捨てて、効果発動!このターン中相手が特殊召喚する度に一枚ドローできる」
「くそ、俺がサイバー使うからあらかじめ手札に加えておいたのか。厄介な…」
現在、マキナの手札はドローしたので4枚、紫苑は1枚なので手札アドは有利である。だが、特殊召喚を多用するので一気に手札を稼がれてしまう。
さて、どーすっかな〜。
「俺は手札から通常魔法【サイバー・リペア・プラント】を発動。このカードはデッキから光属性・機械族をサーチする効果と墓地の光属性・機械族をデッキに戻す効果があり、どちらか片方を選んで使用できる。だが、墓地に3体以上のサイバー・ドラゴンが居る時、両方使用できるぜ」
「断殺のときに逆に利用されたか。」
「俺は墓地のサイバードラゴンをデッキに戻し、デッキからドライをサーチするぜ。そして、そのままドライを通常召喚。こいつは召喚成功時、場のサイバードラゴンのレベルを全て5にすることができる。」
【サイバードラゴン・ドライ】 ☆4→5
「っ!レベル5が二体!?来るか!」
「おう!レベル5の機械族2体でオーバーレイ・ネットワークを構築!起動せよ!究極のサイバー!エクシーズ召喚!【サイバードラゴン・ノヴァ】!!」
【サイバードラゴン・ノヴァ】★5 ATK2100
2体のサイバーが光の球になると、赤い渦が形成されそこに吸い込まれていき、強烈な閃光が弾ける。
シンクロ召喚のソリッドビジョンもいいけど、エクシーズのもいいよな〜とのほほんと眼前で起こっている光景を眺めている紫苑。
光とともに召喚されたのは大きな機械の翼を持ち、黒の装甲に覆われ紅いラインが走った機体を持つサイバードラゴン。
「出たか、ノヴァ。だけど、マキナが特殊召喚したので1枚ドロー!」
わしゃわしゃわしゃと地面を埋め尽くす程の大量のご○ぶりが発生する。
なんだこの再現の差は!?エクシーズ召喚の時と差がありすぎ
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