第二十四話 遭難
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ナベリウス凍土エリア
ポツンと一人の少年が倒れていた
ハドレット「うう…ここは?」
その少年はハドレット、第二学年A組の生徒である
ハドレット「確か…僕は…!!!」
ハドレットは何かを思い出した
ハドレット「ジル!みんな!!!何処だ!?」
と大声を出すハドレット
ジルベール「この声…ハドレットか!?」
ハドレット「え、ジル?」
なんとジルベールが現れたのだ
ハドレット「ねえ、他の皆は?」
ジルベール「それがな…俺達…」
ハドレット「ま、まさか?」
ジルベールは息を吸い
ジルベール「そうなんです!遭難です!」
ハドレット「………………………………………………………………………は?」
急にボケたジルベールに困惑するハドレット、思考回路が完全停止した
ジルベール「どうだ?結構上手いだろ?」
ハドレット「バカかあんたはァァァァッ!?何こんな所でボケてんの!?今の状況わかってんの?しかもそのボケ微妙だし、余計に寒いわ!」
ジルベール「なんだよチクショー…結構自信あったんだけどなぁ…」
ハドレット「その自信どっから産まれて来るんだよ………ん?( -_・)?」
ハドレットが何かに気付いた
それはジルベールも同じである
ジルベール「来るな…」
ハドレット「これは…下か!?」
パオオオオオオオオオオオオオン!!!
いきなり地響きが起こり咆哮と共に地面が割れ出てきたのは
デ・マルモスである
デ・マルモスは凍土エリアに生息する象のエネミー、マルモスの親方的なエネミーである
その体はマルモスの何十倍あり、大きい体つきからは想像できないような素早さを見せる
特徴の長い鼻は振り回して攻撃、物を掴んで攻撃という遠距離にも対応できるエネミーである
ジルベール「デカさだけが取り柄のデ・マルモスかい?」
ハドレット「でも、僕達の敵じゃない!!」
ジルベールは黒陰蒼翔剣?滅双(こくいんそうしょうけん?めっそう)を構え、ハドレットは黒陰斬鉄剣?斬刃(こくいんざんてつけん・ざんは)を構えた
ジルベールの黒陰蒼翔剣?滅双はジルベールがバウンサーになってからナハト家の刀匠がジルベール専用に造られた二振りの飛翔剣である
黒く幅広で蒼色のフォトン両刃の刀身が特徴の剣、長さは70〜80cm程である。
フォトンブレードの発生とその操作性をナハトの技に同調させた代物でジルベール以外では性能を発揮出来ない
ハドレットの黒陰斬鉄剣?斬刃はハドレットのハンター特性に合わせて大剣となっている。大型で段平状の片刃の刀身が特徴で、叩き斬るという感じである
しかし、ハドレットがこの剣に気を纏わすと切れ味が圧
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