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FAIRY TAIL 忘却の最期
第17話 届け、あの空に
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す前に片付けるまでのこと!!」

体術のみでシェリーとユウカを倒した。

それを見たセリアは近くの民家の影に隠れた

「すげー!!」

「武器なしでも強いのね」

「それがエルザ様です」

「だから様って」

「お、お見事ですわ・・・」

「さすがだ、とても敵わん」

と、立ち上がってあっさりと負けを認めた二人を見て、ルーシィは感づく

「あ、あなた達ひょっとして・・・」

「こんな事で償いになるとは思わんが、せめてもけじめのつもりだ」

「借りを返すってそういう意味だったんだ」

「零帝様から話は聞きました。皆さんとおかげで私達もデリオラの憎しみから解き放たれましたわ。」

「そうか、お前達もデリオラに・・・」

ブラーゴの民達やセリアと同じく、シェリーとユウカもデリオラに家族や友人達を奪われた。

仇と討つために、リオンと協力していたようだ

「しかし、だからと言って何の関係もない人々に迷惑をかけていいはずがなかった。」

「デリオラを憎むあまり、自分達がデリオラと同じになりかけていたのです。私達は忘れていたんですわ、“愛”を」

「よ〜し!お前らも一緒に飯食おう!!」

辛気臭い空気を、ナツが吹き飛ばし二人を宴に誘う

「え、たった今まで俺達は敵で」

「私カロリーが高いものを食べますと体重が」

「ごちゃごちゃ言うな!楽しくやるぞ!!」

無理やりシェリーとユウカを宴の席に移すナツ

そして、ラストは物陰に隠れたセリアに声をかけた。

「セリア・・・って言ったな?お前もこっちに来ないか?」

セリアは、物陰から暗い顔をしながら出てきた。

「あ、あの・・・その・・・」

モジモジした態度を見て、ルーシィが疑問に思った。

「あれ、アンタってそんな感じだったっけ?」

「あい、もっと怖いイメージがあるけど」

「ご、ごめんなさい!!」

セリアは突然、頭を下げた。

「私、あなた達だけじゃなく村の人達までひどい事を・・・本当にごめんなさい!!」

以前と違う態度に、困惑するルーシィとハッピー

「ええ、そんなに謝られても・・・」

「あい、もう気にしてないよ」

「仕方ないさ、デリオラのせいで人魚族は滅ぼされたんだから」

ラストがそう言った後、セリアは気まずそうな表情を見せた。

「あの・・・それがね・・・」

「え?」

「実は・・・・・・・・・・・・・・・・

















人魚族の皆、生きてるのよ」

「「はぁぁぁぁ!?」」

予想外の事にルーシィとラストは声を荒げる。

「え、だってラストはそう言って・・・」

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