第17話 届け、あの空に
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「グレイってああいう子達にモテるタイプだったのね」
「結構楽しそー」
「外見ではなく内面か・・・グレイもいいところがあるじゃないか」
「グレイさんの言う通りです・・・ワシらはこの姿に引け目を感じ他の島と交流をしてこなかった。」
「そのためにガルナ島は呪われているという噂が広まってしまったんだ」
村長とボボが言った事に、ラストは頷く
「港の人達が怖がっていたのはそのせいだったのね」
「でもこれからはほかの土地の人達とももっと親しく付き合っていこうと思います」
「うむ。こうして話し合ってみれば外見に関係なく分かり合えるのだからな」
エルザがそう言った後、ルーシィ達が笑いあう
ラストはグレイが村の女の子達と踊っているのを見て立ち上がる
「よし、俺も踊るか」
「ラストって踊れるの?」
「まあ見てろ」
グレイの周りにいた女の子達の中には、ラストのミステリアスなところが素敵だと思っている者もいてキャーキャーと騒いでいた・・・・・・・・・が
ラストの何とも言い難いクネクネした踊りを見て、凍りついた。
そして何故か不自然に顎がしゃくれている
「何その踊り!?」
「下手くそー!!」
「アハハハハ!!」
笑いあうナツ達と村人達
そこに
「お、おいあれ!」
リオンの手下のシェリーとユウカ、セリアが村に現れた。
「あれは・・・零帝の仲間の・・・!!」
「グレイさん・・・」
「任せろ、心配するな」
「何の用だ?」
「零帝リオンはお前達にやられて動けそうにないんでな」
「私達は借りを返しに来たのです」
「あ、あの・・・えっと・・・」
シェリーとユウカの後ろで、セリアは何故か狼狽えていた。
「リオンから聞いてないの!?私達はもう・・・」
「それとこれとは別だ」
「けじめを付けさせていただきます」
「面白―!何度でもやってやる!!」
「待ってくれ!」
戦闘態勢になるナツと、ボボが止めた。
「これ以上あんた達に頼りっぱなしというわけにもいかない!」
「そうだ!その通りだぜ!」
「俺達の村は俺達が護らなきゃ!」
「その心がけは感心だ。だがここは私に任せてもらおう」
エルザがシェリーとユウカの前にでた。
「妖精の尻尾の妖精女王、海岸ではお世話になりましたわね」
「相手にとって不足なし」
「え、あ・・・」
「気を付けてエルザ!そっちの女は岩や木を操るわよ!」
「そっちの眉毛は魔法を中和しやがるぞ!」
「あの蒼髪の娘は海魔法を使う・・・地上でも威力は侮れないぞ」
ナツ達の助言を聞いたエルザは、
「なら、技を出
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