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相州戦神館學園 八命陣×新世界より 邯鄲の世界より
第4話 受け入れてくれる存在
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まさか……」
スクィーラは力を込めて男の名前を叫ぼうとする。
「■■■■!!」
しかし発する言葉も、頭の中でも雑音、モヤがかかって結局男の正体と名前が思い出せなかった。
スクィーラは男の名前を叫んだ瞬間、夢から覚醒する。
「夢、か……」
スクィーラは身支度を整えると、学校へと向かう。昨夜の世良がこの学校の生徒に自分の招待を触れ回っているかもしれない。
その可能性を第一に考えるスクィーラは警戒心を最大限にして自分の教室に入る。
「あ、塩屋くん」
世良が、柊四四八ら七人と共にスクィーラに視線を浴びせかける。
「おはようございます、世良さん、柊さん、そしてその他の皆さん」
「ちょ、ちょっと! 何で水希と柊だけに挨拶して、私達はその他なのよ!」
我堂鈴子が食って掛かるも、スクィーラは相手にしなかった。
「塩屋……」
柊四四八が何か言いたげな表情でスクィーラを見つめていた。
「何ですか、柊さん」
「放課後、俺達の所に来い。もし時間がないのなら無理にとは言わんが……」
何の用かはスクィーラも気付いていた。。所詮は自分は人間にバケモノとしか見られない存在だ。そんなバケモノがこの学校にいることは迷惑なのだろう。
「いえ、大丈夫ですよ。授業が終わったら直ぐに向かいますから」
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