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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第192話 グレイVSアンナ
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ダー》はグレイに直撃する。





ト「あわわわわぁ・・・」

応援席でグレイとアンナのバトルを見ていたトーヤが頭を抱えながら目を泳がす。

マ「ちょっ・・初代ィ、さっきからグレイ、やられっぱなしじゃん!」

ル「だ、大丈夫・・なのよ、ねぇ・・・?」

マヤとルーシィが、困惑した表情を浮かべながらメイビスに問う。

メイ「先程申したとおり、グレイが勝つかどうかは、私にも分かりません。」

ウェ「じゃあ、どうするんですか・・・?」

ウェンディの問いに、メイビスはしばらく何も言わずに黙っていたが、

メイ「私達はただ、ここから見守っているだけで良いのです。グレイが勝ちたいと望んでいるのならば、ここで応援している、仲間の想いが必ず届くはずです。」

ショ「でも・・・」

メイ「それに昨晩、グレイは私に言ったのです。」

ショールの言葉を遮るように、メイビスがショールの方を振向きながら言葉を紡いだ。

メイ「私に、「仲間の為に、戦わせてくれ」と。」

メイビスの緑色の瞳に、ショールの顔が映る。
メイビスは視線をショールから映像へと戻し、映像に映っているグレイの姿を見て言った。

メ「時に思いは計算を超えます。彼の想いが本物であるならば、グレイは私達に見せてくれるはずです。“勝利”という名の想いを―――。」





荒く呼吸をし、傷だらけになりながらも、天使像を支えにしながら、グレイはよろよろとその場でゆっくりと立ち上がる。
乱れた呼吸を整えた後、顔を少し上げ、黒い瞳で目の前にいるベレー帽を被った少女―――アンナを睨み付ける。

アン「『浮上板(フロウトプレート)』の時も思ったけど、やっぱりしぶといはね。」

まだ立ち上がるグレイを見て、アンナは感嘆の声を漏らすと、赤い絵の具の付いた絵筆を素早く動かし、スケッチブックに絵を描いていく。

アン「これで終わりよっ!絵画魔法(ピクトマジック)爆炎(エクスプロージョン)!」

今までの(ファイア)よりも、荒々しく燃え盛る爆炎(エクスプロージョン)がグレイの体を包み込んだ。

グ「あああああああああああああっ!」

爆炎(エクスプロージョン)の中でグレイは叫ぶ。いくら叫んでも、爆炎(エクスプロージョン)は消えない。

アン「ジョニー・メカの手から銀河の旋律(ギャラクシーメロディー)を救い出してくれた事に対しては、最強チームの皆さんには深く感謝しております。ですが、大魔闘演舞は別!私達は敵同士!燃え尽きろォォオ!」

グ「あああああああああああああっ!」

ジョニー・メカの件は和解した。しかし、やはり大魔闘演舞ではそんなのお構いなし。
アンナは全力全開でグレイに攻撃を仕掛け続ける。グ
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