暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 忘却の最期
第16話 ラストVS.ゴルゴッチ 魔剣デカログスの力
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
!!」

自信満々なナツとハッピーに、ルーシィは呆れた表情をした。

「どうやってだよ。」

そう尋ねるグレイだったが

「あ」

この騒動の張本人、リオンが知ってるんじゃないかと思ってリオンの方を見たが

「俺は知らんぞ」

悟ってか、リオンが先に応えた

「なんだと〜!」

「と〜!」

「だってあんた達が知らなかったら他にどうやって呪いを」

「3年前この島に来た時、村が存在するのは知っていた。しかし俺達は村の人々には干渉しなかった。奴らから会いに来ることも一度もなかったしな」

「3年間一度もか?」

エルザの疑問も最もだ。

3年もの間、月からの光が遺跡に降り注いでいた。
普通なら興味本位でも遺跡へ様子を見に行くはずなのだが

リオンの言う通り、一度も村人が来ていなかったようだ。

月の雫(ムーンドリップ)の事態への影響についても多少疑問が残る。」

「何だよ、今さら俺達じゃねえとでも言うつもりかよ?」

「3年間、俺達も同じ光を浴びていたんだぞ」

「!? そうか!リオン達も月の雫(ムーンドリップ)の光を浴びていたのなら、リオン達も村人と同じ悪魔の姿になっているはずだ!何で今まで気付かなかったんだ・・・」

「気を付けな、奴らは何かを隠している。ま・・・ここからはギルドの仕事だろ」

「そうはいかねぇ・・・お前らは村をぶっこぐっ!?」

喰ってかかるナツを、エルザが口を塞いだ。

「奴にも奴なりの正義があった。過去を重んじる必要はない」

エルザの言った言葉に、ラストは戦ったセリアの事を思い出した。

彼等もセリアと同じく、デリオラに大切なものを奪われた被害者達だった

そう思ったラストも、これ以上リオン達を追及しようとは思わなくなった。

「行くぞナツ、呪いを解きにな」

「行くぞってラスト、どうやって呪い解くンだよ」

「それはこれから考える」

「あらら・・・」




てなわけで?




「え」

村の資材置き場に誰もいなくて、捜していると村人が慌てて呼びに来て

呼ばれた先に行くと

「何・・・これ・・・」

「村は昨日ボロボロになっちゃったのに」

シェリー達によって滅んだ村は、何事もなかったかのように元通りになっていた。

「どうなってんだコリャ!?まるで時間が戻ったみてーだ!」

疑問に思ったナツが家の壁を遠慮なしに叩いていた。

「せっかく直ったんだしアンタは触らない方がいいと思う」

「ん、時間?」

ナツは何か心当たりがあり、黙って考え込む

「まさかな・・・いや、改心したとか?」

「何をブツブツ言っているんだナツ?」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ