第16話 ラストVS.ゴルゴッチ 魔剣デカログスの力
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!!」
自信満々なナツとハッピーに、ルーシィは呆れた表情をした。
「どうやってだよ。」
そう尋ねるグレイだったが
「あ」
この騒動の張本人、リオンが知ってるんじゃないかと思ってリオンの方を見たが
「俺は知らんぞ」
悟ってか、リオンが先に応えた
「なんだと〜!」
「と〜!」
「だってあんた達が知らなかったら他にどうやって呪いを」
「3年前この島に来た時、村が存在するのは知っていた。しかし俺達は村の人々には干渉しなかった。奴らから会いに来ることも一度もなかったしな」
「3年間一度もか?」
エルザの疑問も最もだ。
3年もの間、月からの光が遺跡に降り注いでいた。
普通なら興味本位でも遺跡へ様子を見に行くはずなのだが
リオンの言う通り、一度も村人が来ていなかったようだ。
「月の雫の事態への影響についても多少疑問が残る。」
「何だよ、今さら俺達じゃねえとでも言うつもりかよ?」
「3年間、俺達も同じ光を浴びていたんだぞ」
「!? そうか!リオン達も月の雫の光を浴びていたのなら、リオン達も村人と同じ悪魔の姿になっているはずだ!何で今まで気付かなかったんだ・・・」
「気を付けな、奴らは何かを隠している。ま・・・ここからはギルドの仕事だろ」
「そうはいかねぇ・・・お前らは村をぶっこぐっ!?」
喰ってかかるナツを、エルザが口を塞いだ。
「奴にも奴なりの正義があった。過去を重んじる必要はない」
エルザの言った言葉に、ラストは戦ったセリアの事を思い出した。
彼等もセリアと同じく、デリオラに大切なものを奪われた被害者達だった
そう思ったラストも、これ以上リオン達を追及しようとは思わなくなった。
「行くぞナツ、呪いを解きにな」
「行くぞってラスト、どうやって呪い解くンだよ」
「それはこれから考える」
「あらら・・・」
てなわけで?
「え」
村の資材置き場に誰もいなくて、捜していると村人が慌てて呼びに来て
呼ばれた先に行くと
「何・・・これ・・・」
「村は昨日ボロボロになっちゃったのに」
シェリー達によって滅んだ村は、何事もなかったかのように元通りになっていた。
「どうなってんだコリャ!?まるで時間が戻ったみてーだ!」
疑問に思ったナツが家の壁を遠慮なしに叩いていた。
「せっかく直ったんだしアンタは触らない方がいいと思う」
「ん、時間?」
ナツは何か心当たりがあり、黙って考え込む
「まさかな・・・いや、改心したとか?」
「何をブツブツ言っているんだナツ?」
「
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