地底世界は意外と楽しい
東方変形葉51話「八咫烏を宿らせた裏側には何がある」
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霊夢。その子を文字通りお尻に敷くのはどうかと思うんだけど。」
しぶしぶ霊夢はお空から降りた。「羽毛布団みたいでフカフカだったのに〜」とつぶやいて。
『で?どういう理由でこの鴉に八咫烏なんて宿したのかしら。』
紫が眠そうに言った。どうでもいいことなのか。一通り説明をした。
『・・・なるほどね、現代っ子のあまちゃん神が考えそうなことね。ふわ〜、眠いわ。』
「とりあえず異変は解決したみたいだし帰るか。」
スキマを開こうとしたところで、さとりの姿が見えた。
「あら、なんとかおさまったようですね。」
「一応ね。ああ、そうそう。」
背中からこいしを降ろした。
「・・・?・・・!こいし!?」
「あ、お姉ちゃん!久しぶりだね〜!」
幻想郷をぶらぶらしているとは聞いたけど、本当にそうだったのか。多分何週間も出歩いていたのだろう。
「裕海さん、すみません。妹がご迷惑を・・・」
「気にしなくていいよ。結構楽しかったし。」
まさか弾幕勝負をすることになるなんて思ってもいなかったけど。
「じゃあね、こいし。」
「うん!たまには地霊殿に遊びに来てね!」
髪を軽く撫で、別れを告げ、スキマの中に入った。
「はあ、疲れた。」
「おかえり〜!」
「おっと。・・・ぐっ。」
姫雪ががばっと助走をつけて抱きついてきた。・・・勢いが良すぎて、鳩尾に見事に入ったけど。
「つかれた〜。」
「けど、たのしかった〜!」
人形たちがウエストバッグから出てきた。
「おつかれさん。うひゃははは!」
・・・萃香、酒入りか。くそう、疲れるな。
「露骨に『こいつめんどくせえ』って顔すんじゃね〜よぉ。」
「はあ、これは酒の席に付き合わされるパターンか。」
この後、予想通り『祝・異変解決!』という口実でプチ宴会が開かれたのは言うまでもない。
続く
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