地底世界は意外と楽しい
東方変形葉51話「八咫烏を宿らせた裏側には何がある」
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どうも。なんかこいしと交戦中の裕海で〜す!・・・どうしてこんなことになったんだろう。こいしと弾幕勝負をすることになるなんて。
「いっくよ〜!」
表象 「弾幕パラノイア」
突然ピンク色の何かが俺を包囲した。動きが束縛されたようだ。そこへ、高密度の弾幕が飛んでくる。限られた範囲内で何とか避けるも、避けづらい。なかなかスペカ宣言する隙がない。
「・・・!!今だ!」
変位「無限変幻 瞬」
こいしと俺の場所を入れ替える。
「えっ、うそ!?なにがおこったの!?」
さすがにこいしもあわてている。そして、渦を巻きながら弾幕がこいしに襲い掛かる。実はこれ、少しだけ疲れるんだよね。だから入れ替える回数も一回限り。
と、こいしは驚きながらもすいすいかわしている。さすがに一筋縄ではいかないか。
「『幻想之妖蛍』!」
俺の周りをぐるぐる回っている水晶型のオプションから、緑色の弾幕が扇形に散らばって飛んでいく。
もともと、スペルカードルールは相手の体力またはスペカをすべて使い切ったらいいので、こういうちょっと痛いだけの弾幕を放ちまくって相手の体力を削って行くというのが筋だ。まあ、それ以外の弾幕は当たると数倍痛いけどね。
「いてて。なら、これならどう!?」
本能「イドの解放」
こいしからハート形の弾幕がたくさん放たれる。若干密度は高いが、動きはそれほど速くはないので何とかよけられる。
背後はハートの壁で埋め尽くされており、あんまりこいしから離れすぎるとその壁にぶち当たってしまう。
『・・・長々と話したら酒が欲しくなってきた。ここの家って酒はおいてね〜の?』
『ないよ?調理用のお酒はあるけど。』
『それでもいいや〜、くれ〜!』
『裕海様、こんなこと言ってるよ?』
んあ?あ〜、萃香の困った酒癖か。
「ああ、萃香は酒癖があってたまにそうなるから手厚く介抱してやってくれ。うわっ!あぶなっ!」
危うく弾幕に当たりかけた。そろそろスペカ発動するか。
遊戯「スキマ遊び」
スキマを無数に展開する。そこから無数の弾幕、光線が飛び交う。ハートの弾幕をどんどん消しながらこいしのほうへと飛んでいく。
「おっと、あぶな〜い。」
が、結構すいすいと避けられている。う〜ん、体力的にもそろそろまずくなってきたから一気に決めよう。・・・でも、今それを使うのははっきり言って無謀だ。あの回避能力なら、おそらくあのスペカは当たらないだろう。そこで、相手のスペルブレイクの瞬間か戦術的攻撃で相手の注意を引くか。いずれにせよ、そのチャンスは逃せない。
とにかく、今は様子を見るしかない。
「え〜い!」
抑制「スーパーエゴ」
こいしに向かってハートの弾幕が飛んでくる。まさか、さっきのスペカの続きか?二枚セットのスペカって珍しいな。
難
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