一話:兵藤一誠生まれる
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な相棒は……まあ、説明するとな俺は今、神器(セイクリッド・ギア)に封じ込められているんだ」
「神器?なんだそりゃ?」
「聖書の神が作ったもので人間に様々な力を与えるものだ」
「例えば?」
「自由に魔剣を創り出せたり、使い手の力を倍にする物などがあるな」
へー、結構色々と便利そうなのがあるんだな
ん?ドライグが神器に封印されてるってことは俺も神器を持っているってことになるのか?
「俺もその神器ってのを持ってるのか?」
「ああ、正し他の者とはかなり異なる特殊な物でな神滅具と呼ばれるものだ、俺が封じ込められた物、つまり相棒の神器は赤龍帝の籠手と呼ばれるものだ」
「能力は何だ?」
「十秒ごとに持ち主の力を二倍にするものだ」
おお!!結構、と言うかかなり強い能力じゃないのか、それ
「どうやって出せばいいんだ?――ん?これか」
「自分の中でもっとも強い物をイメージすればで――説明する前からだと!!?」
いや、なんかさ何となく力入れたら出たんだよ、超直感ってホントに便利だな
それにしても、この籠手何と言うか――
「ダサえな」
「何!!?よく見てみろ!!宝玉の紋章とか俺に似た赤色とか、かっこいいだろ!!!」
「形そのものがダサけりゃいくら色やデザインが良くても同じだろうが、大体何で籠手のくせして左腕にしかねえんだよ?片腕だけで殴り合いするってのか?あ?」
普通籠手は両手そろってこそ力を発揮する物じゃないのか?
左は守れるけど右は知りませんじゃ困るだろ
「そ、それは言われてみればそうだが、歴代の赤龍帝達もそれで戦ってきたのだ問題はないはずだ、第一、神に決められたのだからしかたないだろう!?」
「そうだ!!わがままを言うな小僧!!!」
「私達もそれで我慢して来たのよ!!!嫌ならさっさと禁手(バランス・ブレイク)しなさい!!!」
「……おい、ドライグ、誰だ、こいつら?」
「歴代の赤龍帝……相棒の先輩にあたる者達だ、それとエルシャ……お前もダサいと思っていたのか……」
何で俺の精神世界にこんなにも人がいるんだよ
……しかも勝手にいるくせになんか威張ってるし
「言われたことを言われた通りにしかやらねえ、現状を打破しようと努力することもない、ドライグ、てめえはまるで駄目なおっさんドラゴン、略してマダオだ」
「ぬおおおっ!?神すら屠る二天龍をマダオだと!!?相棒と言えど容赦はせんぞ!!!」
「そうだ!!行くぞドライグ!!!俺達の力を見せてやるんだ!!!」
「ええ、行くわよ!!覚悟しなさい坊や!!!」
「はっ、上等だ、誰がこの空間の支配者かを思い知らせてやるぜ!!
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