プロローグ
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ど……後、君なんか口調変わってきてない?さっきまではちゃんと敬語使ってたのに……お姉ちゃん悲しいぞ?」
「お前にとやかく言われる謂れはねえよ!!!第一この話し方の方が素なんだよ、普段は親から注意されるから使ってねえだけだ」
自分でも何でこんな話し方になったのか分からないんだよ!!
心の中の声はいたって普通なのにな
まあ、この人には素の話し方で十分だろ……というか敬語を使う気が全く起きない
「ふーん、君、変わってるねえ」
「お前にだけは言われたくねえよっ!!!」
「気にしない♪気にしない♪というかいい加減話進めなくていいの?まだ聞きたいことあるでしょ?」
「ちっ……さっきお前が言った事が本当だとするなら俺は死んだことになるのか?後死んだのなら何で死んだんだ?」
「うん、誰がどう見ても分かる位に死んだよ、君が家でゴロゴロしてる時に隕石がドカーンって降ってきて即死だったよ☆」
「……マジか」
隕石が降ってきて死ぬって……中々お目にかかれない死に方したんだな、俺
というか、近所の人達は大丈夫だったのか!?
「うん、隕石自体は小さかったから近所には対して被害はなかったよ、いやー、それにしても見事に君の頭にクリーンヒットしてたよ、隕石、頭がパーンってなっててかなりグロかったけどあんまり珍しかったからガン見しちゃったよ、お姉ちゃん」
「それは……運が悪かったな、俺」
「ホントにねー、私もミスしてあなたを死なせちゃったんだけど、まさかあんな死に方になるなんて思ってもなかったよ」
…………おい、今なんて言ったこの人?
何だか、ミスして俺を死なせたとか言ってた気がするんだが……気のせいだよな?
「あなたの寿命覧にソフトクリーム零しちゃったんだけどね、慌てて拭いたらあなたの寿命まで消しちゃったんだ、てへ☆しっぱい、しっぱい♪」
「手前だけはぶっ殺す!!!」
「うえ!?あ、危ないって!!!謝るから殴るのやめてよー!!!」
ふざけるなよ!!!俺の死因ソフトクリームってどういうことだよ!!!??
俺はあんな無害な物に殺されたっていうのか!!!??
親が知ったらどんな顔して悲しめばいいか分からないだろ!!!!!
「だーから、君には転生してもらいます」
「転生だと?二次創作によくあるあれのことか?」
「そ、今回は私のミスで死んじゃったから転生特典もつけてあげまーす♪」
「因みに何の世界に行くんだ?」
「ハイスクール?×?の世界だよ」
ハイスクール?×?……知らないな
まあ、新しい人生なんだからそっちのほうがいいか
「それじゃあ、今から転生特典を決めてもらいまーす」
いきなり言われても思いつかないな……
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