エピソード10 〜月一試験デュエル vs帝王〜
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手札はたった1枚。それに比べて紫苑の手札は4枚。まぁ、次のターンでドローするから5枚か。手札が多い分それだけできる幅が広がる。だから、サイバーエンドの一体や二体除去するのは容易いよ。それに亮の手札は1枚しかないから、形勢逆転なんてそれこそ無理に近いよ。」
「うぐっ…」
論破!!どゃぁ、反論できまい
「まあ、あくまで推論だけどね。けど、面白いものが観れると思うよ」
この布陣なら早速アレを使うんじゃないかな?
◆
SIDE紫苑
「俺のターン、ドロー!手札から【天使の施し】を発動して、3枚ドローし、2枚捨てる。さらに魔法カード【ハンマーシュート】発動!最も攻撃力の高いモンスターつまりサイバーエンドを破壊!」
グッシャンと超巨大なハンマーに潰されてスクラップになったサイバーエンド
まさかこれほど容易く破壊されるとは思っていなかったのだろう…亮の顔に一瞬動揺が見て取れた。
そして、外野からは卑怯だなんだと野次が飛び交う。その言葉に対して怒りが積もる紫苑。
「俺は手札からフィールド魔法【ナチュルの森】を発動する」
フィールド一帯が森に包まれ、昆虫や獣達が寄ってくる
「いくぞ!俺は場のレベル2のチューナーモンスターナチュル・ローズウィップ】とレベル3の【ナチュル・アントジョー】でチューニング!!」
☆2+☆3=☆5
ローズウィップの身体が三つの光の輪となり、アントジョーをくぐり抜け、強烈な閃光を放つ
集いし絆が新たな力を呼び覚ます!シンクロ召喚!吠えろ!【ナチュル・ビースト】!!」
ナチュルの森の守護獣が一角、ナチュルビーストが召喚される
「な、なに!?シンクロ召喚だと!!」
シンクロとエクシーズはその画期的な召喚方法から認知度は高いが高価な故にそのカードを実際に持っている人は少ない。ゆえにこのリアクションである。
「マロンの効果を発動して、墓地のローズウィップとアントジョーをデッキに戻し1枚ドロー。そして、手札から【シンクロミラクルフュージョン】を発動!このカードはフィールド・墓地から融合素材モンスターを除外することによって、シンクロモンスターを融合素材とする融合モンスターを融合召喚扱いとして、召喚できる!俺は場のナチュル・ビーストと墓地の【融合呪印生物ー地】で融合召喚!【ナチュル・ガイアストライオ】!」
オオォン!とガイアストライオが雄叫びをあげると守護神の登場によりナチュルたちが歓喜する。まるで、俺とナチュルの勝利を祝うかのようにも見える
「まだだ!トラップ発動【異次元からの帰還】!これによって除外されているビーストと融合呪印生物ー地を特殊召喚する。そして、融合呪印生物の効果発動!ビーストとこのカードを除外してエクストラデッキから【ナチュ
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