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神の左手を持つ雀士
17話-男子個人戦編 その8-
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君が三嶋の切りたい牌をで待たれていたからね。
もしかしたら、手牌が読まれているのかもねぇ』



<南3局>
『残すもあと2局、このまま三嶋選手が逃げ切るのか
しかし、そうはさせないとここで喜多方選手が好配牌』
どうやら、年貢の納め時みたいだな。三嶋
しかも、見る限りお前の手牌はまとまりに欠けているようだな。
確かにお前は僕の手牌を見て直撃をもらうことはないだろうがお前の処理できない牌を持つことでお前はあがりから、かなり遠のく。
そして、お前が打たなくとも切羽詰まった志村君や上利君は強行するし、ツモの可能性もある。
僕の牌を見切って一位ではあるが、左手ツモを失った以上、僕の完全優位。
しかも、君の浮いている牌でテンパイと来たか。
悪いが長野優勝は僕のものだ。

「立直」




「ロン」

えっ?!

「ロン。中 1000です。」

手牌がバラバラだと...
まさか、わざと手牌を分かりやすくしていたのか?
そうか、三嶋は相手の挙動から心理を読むスペシャリスト。
あの東の暗刻の時の僕の視線から完全に狙いに気付いたのか....
これは....完敗だな。
三嶋お前がNo1だ。


「ツモ。ツモ、平和 400-700」
『対局終了!!最後も三嶋選手のツモあがり。
長野大会優勝は清澄高校二年 三嶋悠』
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