第七十四話 Amazon Area
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卵にクランベリー。
サラダ油と塩少々とバニラエッセンス。
いくつか片付けてしまったのもあるので、現在出されている材料はそれくらい。
彼は1つ1つを数えるように確認すると、くるりとルインに視線を戻す。
ゼロ「マフィンの中身だが、クランベリーと胡桃だけだと、味気無くないか?」
ルイン「そ、そりゃあ…で、でも、その代わり、胡桃はいつもより多めにしたし、クランベリーだって多めにしたんだよ!!」
エックス「他に入れられそうな材料はないのか?」
ルイン「クランベリーに合うような果物が無いんだもん」
ルナ「そうだなあ。季節の果物と合わせると、味のバランス悪いしな。」
アイリス「ルインだって好きで味気無いマフィンを作るわけじゃないし」
ルイン「そうだよ!!私だって出来ることなら具が沢山入ったマフィンが好きだもん!!」
エイリア「だったらレモンチーズを使ってチーズケーキ風のマフィンにしてみたらどうかしら?」
プンプンと怒るルインに苦笑しながら、クランベリーマフィンではなくレモンチーズケーキ風のマフィンにしてみてはどうかというエイリアの意見にルインは瞳を輝かせた。
ルイン「エイリア、そのアイディア頂き!!」
レモンチーズを取り出すと早速作り出すルイン。
しばらくして、可愛らしい皿に載せられたレモンチーズケーキ風のマフィンが出された。
レモンチーズの香りに全員が表情を綻ばせた。
アクセルとルナに至っては瞳をキラキラと輝かせながらマフィンを一口放り込む。
アクセル「美味しい!!」
ルナ「うんめえええ!!」
ルイン「えへへ♪」
子供達の素直な感想にルインは照れ笑いを浮かべ、エックス達も穏やかに笑いながらマフィンを口にした。
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