原作が始まった訳だが……どうしよう
39話
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て子煩悩だね」
「子煩悩?俺が?まだ未婚なんだがな……」
「だって、カノンさんの為にわざわざ自分の素材を私にくれるんだよ?それ、大事な物だったんでしょ?」
「まぁな、かなり長い世話になってたしな」
「それにマキナさんって見た目より大分落ち着いてる印象もあるし、カノンさんの話を聞いてるとお父さんか叔父さんみたいだしさ」
「そりゃな、カノンは赤ん坊の頃から見てんだ。そういう態度にもなるさ」
いやはや、そう考えると俺も年をとったものだな。この体は衰えがない事もあって、イマイチ年齢がどうこうって意識することが少ないんだ。
そろそろ退職依頼を出してもいい頃じゃないのだろうか?退職して世界をのんびりと旅をするのもいいかもな。
前に飛び回ってた頃に分かったんだが、気候にはそこまで大きな異常はないようだったし南の島でバカンスなどもいいかもしれない。
いや、北へいってオーロラを見に行くというのは……キュウビがいない事を確認してから行こう。
実際考えてみれば働きすぎだろ……文字通り世界を飛び回ってたからな。それに今後の展開的にも俺はいなくても大丈夫だろ。
リンドウの話はユウが勝手に片付ける話だし、2だと俺が関わった人間は話の本筋には関係しないから放っておいてもいいだろう。
うむ、では豊かな余生のためにも終末捕食は全力で乗り切らせて貰うとしよう。下手な三文芝居よりも馬鹿馬鹿しい終わり方かもしれんが、俺にはイザナミを止める方法などたった一つしかないだよ。
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