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妖精の義兄妹のありきたりな日常
嵐の水泳大会
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ラッグを目指した。
「へっへー!!!おっ先にー!!!」
「そうはさせません!!!!」
タクヤのすぐ後ろから声がした。スタートダッシュが完璧だった出場者がもう一人いたのだ。

ザッブゥゥゥゥン

「ジュビア!!!?」
ジュビアは自身の体を水にしタクヤに迫ってくる。
「水の中でジュビアに勝てる者はいない!!!!」
「だったら、勝負だァ!!!!」
二人は物凄い速さでフラッグを目指している。スタートから5秒の出来事だった。
「こうしちゃいらんねェ!!!!」

ザッブゥン

ナツは出遅れて湖の中へと入っていった。
「ナツ!!!待ちやがれっ!!!!」

ザッバァン

グレイもナツの後に続いて湖に飛び込んだ。それにつられ、出場者は次々スタートしていく。
「あたしたちも行こっ!!!ウェンディ!!!」
「は、はい!!!」

ザッボォン

「みんながんばってねー。」
ミラジェーンはニコニコ笑いながらみんなを見送った。
「さーて、誰が罰ゲームを受けるかのー。」
マカロフは別の意味で笑っていた。























「行くぞォ!!!!火竜のバタ足!!!!」
「ぅあっちィっ!!!?」
ナツは足に炎を逆噴射させ、速度を上げた。辺りの水温は急激に温まり、熱湯と化していた。
「ガハハハハハ!!!!参ったかァ!!!!」
「くそっ!!!なめやがって!!!」

ザッブゥゥゥゥン

「のあっ!!?」
グレイたちの間を物凄い速さで通り抜けた。そして、それはナツも同様の事だった。

ザッブゥゥゥゥン

「んがっ。」
ナツもペースが乱され、足の炎も消えてしまった。
「くそっ!!!ジェット!!!てめェ!!!」
「ハッハー!!!悔しかったら付いてきやがれってんだ。」
そう先程の神速っぷりを披露したのはジェットだった。彼もまた優勝候補の一人だ。
その速さは一、二を争っているタクヤとジュビアにも引けをとらないものだった。
「優勝は俺だァァ!!!!」
ジェットは物凄い速さでタクヤたちを追いかけていった。
「負けてられっかァ!!!!おりゃァァァァ!!!!」

ズドォォォン

ナツも再度火竜のバタ足でタクヤたちの後を追った。























「てか、5qって長すぎ…。水泳のレベル越えてるって…。」
「どれだけ広いんでしょうかね?」
スタートから1q地点にいたのはルーシィとウェンディだった。
「みんな…どんだけ、体力余ってんのよ…!!」
「大丈夫ですか?ルーシィさん。」
ルーシィは体力が無くなったのか近くにあった岩場に体を預けた。
現在、1位はタクヤ
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