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ストライク・ザ・ブラッド 〜神なる名を持つ吸血鬼〜
錬金術師の帰還篇
33.錬金術師の帰還
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り広がっているのは巨大浮遊体式構造物(ギガフロート)の上に建設された滑走路。そして待機中のヘリや旅客機の群れだ。絃神島の中央空港のど真ん中だ。

「え……!?」

「マジかよ……」

 駐機スポットに停まっている航空機を見て、彩斗は頬を引き攣らせる。
 恐ろしく巨大な乗り物だ。
 紡錘形のバルーンで構造された船体は優に百五十メートル以上。大型旅客機の二倍近い巨体に、無数の機関砲が搭載されている。
 分厚い装甲に覆われた船体は、要塞のようだ。
 氷河の煌めきにも似たペールブルーの装甲は、黄金の装飾に縁取られている。
 そして船体に刻まれているのは、大剣を握る戦乙女──その紋章を、彩斗は嫌という程知っている。
 北欧アルディギア王家の紋章だ。
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