暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
眷属、集めます
第25話
[1/11]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
「さて、今日集ってもらったのは皆さんの力を借りる必要が出て来たからです」

「オレ達の力を借りる?過剰戦力だったんじゃないのか?」

アザゼルさんが首を傾げながら聞いてきました。

「確かに僕とルゥだけで過剰戦力です。ですが、僕とルゥでは2箇所までしか同時に処理出来ないんですよ」

「つまり、複数の拠点を攻めるのか」

「いえ、『禍の団』の次の行動を起こす日は分かったのですが、どこを襲うのかが絞りきれていないんです。ですので、確率の高い順に戦力を割り振って対処します」

「大丈夫なのか?」

「大丈夫です。絞りきれていないと言っても本命と次点ともしかしたらあるかもしれないのと、大穴です。まず、本命には僕とアザゼルさんそれから白音さんです」

「あいよ」

「……分かりました」

まあ、この本命が正解ですけど目撃者は少ない方が良いですからね。
白音さんは何かを覚悟した顔で返事をしてくれました。どうか、僕の手にかかる様な答えは出さないで下さいね。

「次点の場所、ルゥとヴァレリーさんと紫藤さん。指揮はヴァレリーさんが取って下さい。ルゥ、あまりやりすぎない様に。力を解放するときはヴァレリーさん達を逃がしてからですよ。ヴァレリーさんと紫藤さんも危ないと思ったら全力で逃げて下さいよ」

「「は〜い」」

「分かりました」

「もしかしたらあるかもしれない場所、グリゼルダさんとゼノヴィアさんとギャスパー。指揮はグリゼルダさんに任せます。たぶん、大丈夫でしょうけど一応気をつけて下さいね」

「お任せください」

「任せておけ」

「頑張ります」

「最後、大穴はミッテルトさん」

「うええええぇぇぇ!?なんで一番弱いウチが一人なんすか!?」

「とりあえず、昨日までの修行結果からミッテルトさんの運用方法を決定しましたから。この後、研究室まで来て下さいね。色々とミッテルトさんには覚えてもらう必要がありますから」

「危なくないっすか?」

「危険は少ないですね」

「とりあえずやれるだけやってみます」

「はい、頑張って下さい」

「それで、編成が終わったみたいだが何時頃テロリストが来るんだ?」

「明日」

「はあああああああ!?なんでそんな急に言うんだよ!!」

「候補を絞るのにギリギリまで待っていましたからね。拠点の奇襲を繰り返していた所為で奴らの行動パターンが変化してきたんですよ。やれやれ、殺りすぎましたね」

「全部お前の所為じゃねえかよ!!」

首を振る僕にアザゼルさんからツッコミとハリセンが飛んで来ます。連絡事項は済んだので解散してミッテルトさんを研究室に連れて行きます。とりあえずイスを勧めてから話を始める。

「正直に話しますが、ミッ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ