第五章
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「本当にこっそりと入ってね」
家の中にというのだ。
「盗んでいって。気付かせないらしいのよ」
「じゃあうちにもか」
「来るんじゃないかしら」
「うちはそんなに金ないけれどな」
「けれどお金はあるわよ」
金持ちではないがあるにはあるというのだ、生活費がだ。
「だからそれを取られたらね」
「困るな」
「そう、だからね」
「泥棒が来られたらうちも困るか」
「かなりね」
「そうなるか、家に鍵をかけてもか」
「入って来るのよ」
その鍵を開けてだ。
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