第四章
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「それでこれからどうするんだ?」
「どうするって悪い呪いじゃないからな」
それならとだ、ブロこヴィッチは親父に笑って言葉を返した。
「このまま家に置いておくさ」
「イコンをか」
「そうするさ。飯も食わないし酒も飲まない」
「風呂に入ることもないぞ」
「それで家事をしてくれるっていいだろ」
「それならか」
「ああ、ずっと家にいてもらうさ」
こう余裕の笑顔で言う彼だった。
「いいものを買わせてもらったよ」
「騒がしいがいいか」
「そういえば結構騒がしい聖母さんだな」
このことは否定出来なかった、明るいと言えば言葉はいいがどっちかと言うとそう言うべき聖母であると言える。
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