第七十話 Crash Site Ruins
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愕したエックスがブレードをチャージしようとした瞬間。
D-1000の巨体が真っ二つとなる。
エックスの目の前に流れる金髪、セイバーの攻撃、見違うことなき後ろ姿…。
直後、D-1000は爆音を上げて大破する。
エックス「ゼ、ゼロ!?何で…」
炎が上がった時、既に彼の姿は無かった。
エックス「今のは一体何なんだ…?」
呟いた瞬間、上空からただならぬ気配を感じた。
エックス「(何か…来る!!)」
巨大な漆黒の塊がゆっくりと降りてきたと思うと、それは宙に浮いてこちらを見据えた。
全身を黒で覆われたレプリロイド。
何者かエックスは知る由もなかった。
「やはりゼロナイトメアの仕業だったか」
エックス「誰だ、お前は!?」
「ハイマックス…そう呼ばれている。ゼロナイトメアを調べに来た」
エックス「何だって!ゼロナイトメアだと!?」
ハイマックス「お前らの目的は何だ?ゼロナイトメアを使って何を企んでいる?」
エックス「こっちが聞きたいくらいだ。あのゼロは一体?」
あれはゼロのような、ゼロではないような…。
あれは一体何者だろう?
ハイマックス「お前らは危険だ…処分する。死ぬがいい」
エックス「止めろ!何をする!?」
高電流の球体をエックスに放ち、その餌食にしようとする。
エックスはハイマックスの猛攻をバリアブルエアダッシュを駆使することで回避する。
チャージショットとフリームーブが弱体化したと言ってもレプリカファルコンアーマーの機動力は群を抜いており、大振りな攻撃をかわすなど造作も無い。
エックス「喰らえ!スピアチャージショット!!」
至近距離でスピアチャージショットをハイマックスのボディに直撃させるが傷1つつかない。
エックス「バスターが効かない!?」
いくら弱体化したとしても至近距離からのスピアチャージショットが効かないことに驚愕するエックス。
ハイマックス「デスボール…」
硬直したエックスに向けて巨大な球体が迫る。
回避は不可能と判断したエックスはチャージブレードで両断し、エアダッシュで距離を詰め、ビームスピアでハイマックスの胸部を狙う。
しかし、ビームスピアの刺突をもってしても傷1つつかない。
ハイマックスの剛腕が迫る。
エックスは咄嗟に距離を取ることで回避した。
エックス「(スピアチャージショットもビームスピアも効かない…ならチャージブレードで…)」
いくら頑強なレプリロイドでも弱所は存在する。
流石に間接部分までは防げないはずだ。
ブレードをチャージするエックスだが、ハイマックスは戦闘体勢を解いた。
ハイマックス「イレギュラーハンター…そんな物か…ゼロナイトメアは俺たちが処分する。お前らは
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