第11話 魔法衛士隊到来するが
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ヌよ」
「今、ドアを開けるから……」
って、開けて入ってくるし。
「今更、ここでそんな作法は良いわよ。それでだけど、なんで、魔法衛士隊からいなくなって、ミス・モンモランシの護衛兼研究助手なんてしているのよ!」
封建貴族のプライドの塊というのにくらべればぬるいが、やっぱり法衣貴族の娘でも奪われたって感じなのかな。
「事情が複雑だって言っただろう。それよりもこうやって、ここで会うのも1カ月以上ぶりなんだから、ゆっくり食事でもどうだい」
「……食事の後はきっちり話してもらえるんでしょうねぇ」
「話す気がなければ、ここにこないで、別れの手紙でも送っているよ。だから、まずは食事でもどうかな」
「ふう……いいわ、まずその言葉は信じてあげる」
それで、夕食を開始するために呼び鈴を押したが、長い夜になるかはまだ定かじゃない。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ