第三十三話
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んか」
ふっと、鼻で笑う。今の人類は未だBETAに対して、一致団結出来ていない。更には、来るか分からない戦後を見据えて足を引っ張りあう始末だ。そんな分かりきった事に、今更毒づいても仕方のない事なんだがな。
思考を切り換える。今はチェンバロ作戦に集中しなければいけない。
腕時計を確認すると、作戦開始時間1分前になっていた。
「時計合わせ入ります!30、29、28、27、26、」
女性オペレーターが、カウントを読み上げるいよいよ、チェンバロ作戦が開始される。周りに目を向けると、皆緊張した面持ちで黙々と自分のすることをしていた。
「4、3、2、1、0!作戦スタートです!」
チェンバロ作戦がたった今、開始された。
「ミラージュコロイド停止!ビグ・ザム及びMSを発進させろ!メガ粒子砲チャージ開始!これより攻略目標は月サクロボスコハイヴ!!チェンバロ作戦開始する!」
一斉に指示を出す。即座にブリッジ要員達が動き出した。
「ビグ・ザム、MS各機、順次出撃していきます!」
「メガ粒子砲チャージ完了しました!何時でも射てます!」
各オペレーター達が指示をこなし、報告をする。彼女達は大忙しだ。
「よし!メガ粒子砲射てぇぇぇ!!」
サダラーンの大型メガ粒子砲2門に連装メガ粒子砲12門から、一斉にメガ粒子砲が放たれた。周りにいるエンドラ級わムサカ級からも、メガ粒子砲が発射され月に向かって突き進む。
メガ粒子砲が着弾し、沢山いたBETAの反応が消えた。
「ビグ・ザム、MS各機は、予定通り降下作戦で月に着陸しています」
「ミサイル発射口開け!ミサイル一斉発射だ!」
ガッコンガッコン
サダラーンやムサカ級のミサイル発射口が開かれミサイルが一斉に発射される。
「BETA地表に出現してきます!」
月のハイヴから地表に向けて大量のBETA出現する。月の表面を表示していたマップが瞬く間に赤く染まって行く。
「ミサイル第一派損耗率2%!スペースデブリに命中した2%が爆発!残り98%が月に到達しました!」
ダダダダダーーーーンン
ミサイルが大爆発を起こす。サクロボスコハイヴ地表に出現したBETAを殲滅する。
「不動准将!デラーズ中将の艦隊が、ソーラ・システムを照射するそうです」
「分かった。各員これからが本番だ気を抜くな!」
「はい!」×多数
俺はそのまま、指揮を執るのだった。
悠斗sideout
デラーズside
ワシは今悠斗達の反対側月衛星軌道上からかなり離れた地点で、旗艦レウルーラに乗り指揮を執っておる。
「ソーラ・システムの準備はどうなっておる?」
「は!現在パネルの展
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