第三十一話
[1/6]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
悠斗side
1998年12月16日 宇宙要塞ソロモン
リリー・マルレーンで、秘密基地からソロモンに移動して、一月程がたった。現在ソロモンでは、チェンバロ作戦(月攻略作戦)に向けて、準備が進められている。
現在俺は、ソロモンにて 将官クラス会議を行っている。出席者は、ちなみに出席者は、俺、エギーユ・デラーズ中将、ユーリー・ハスラー少将、ユーリ・ケラーネ少将、ノイエン・ビッター少将、ノルド・ランゲル少将、コンスコン准将、トワニング准将、ラコック大佐、フォン・ヘルシング大佐、ギニアス・サハリン大佐、シャア・アズナブル大佐、ノリス・パッカード大佐と、なっている。
「全員の出席を確認した。これより、月攻略の会議を始める。ホシノ・ルリ少佐、説明を頼む」
「はい。かしこまりました」
デラーズ閣下の第一声により、会議が始まった。ホシノ少佐が、中央モニターの正面に出てきた。
「此れから、説明をさせて頂くホシノ・ルリ少佐です。よろしく。では、現在の月の状況を説明させて頂きます」
中央モニターに月の映像と、ハイヴの位置と規模が映し出された。
「モニターを御覧ください。現在月にあるハイヴの規模は、最も小さくてフェイズ6。最も大きいのは、月のオリジナルハイヴ、サクロボスコハイヴのフェイズ9です」
「なに?そこまで大きいのか!」
「小さくてフェイズ6!?地球上のオリジナルハイヴクラスではないか!」
各将軍から声が上がる。 事前に知らされていたと言っても、やはり実物を映像で見せられたりすれば、驚くのも無理はない。
「皆さんお静かに」
会議室のざわめきが治まり、静かになった。
「では、続けます。今回の月攻略作戦の最大目標になる、サクロボスコハイヴの大きさですが、地表構造物の大きさが3,000m。地下茎構造物の水平到達範囲は300q。最大深度は、8000mとなっております」
「な!かなりの大きさですな」
「これは、かなりの大きさですな」
再び会議室がざわめく。会議に参加した者達が、彼方此方で話をする。此処までの規模になっているとは、思っていなかったようだ。
「皆の者、静粛にな」
デラーズ中将の一声で、再び会議室が静かになる。ホシノ少佐が、説明を再開した。
「現在の月のハイヴの規模を考えますと、正攻法で攻めれば物量に押されてしまいます。そこで、今作戦には秘密兵器が投入されます」
中央モニターの映像が変わり、秘密兵器が映し出された。
「こ、これは!」
「まさか!」
「この、ソロモンを焼き払った!」
「「「ソーラ・システム!」」」
各将軍や大佐達から、声が上がる。今回月攻略作戦に使用される秘密兵器の一つだ。
「はい。ソ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ