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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第六十三話
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リタの説明を聞き、カノンノがそういうとリタが封印次元のドクメントを送り込むために渦の方へと歩み寄ろうとする。
──だが、その時だった。
「──おっと…そうはいかないねぇ」
「っ!ライトニング・シェルっ!」
突如、耳に届いた嫌な声と明らかな殺気に僕は皆の後ろに立ってライトニング・シェルを張ると、展開されたライトニング・シェルに風の刃が数発、直撃した。
風の刃が飛んできた方向…僕達が来た方の道には案の定、その男が居た。
「…っ…サレっ!」
「っ…やっぱり出てきたわね…」
「フフッ…君達を見つけたからつけてきてみたら…中々面白そうなことをしてるじゃないか」
男…サレは人型の姿で不気味に笑いそう言うと僕達の方に歩み、少しして立ち止まる。
「もうすぐこのルミナシアは僕とラザリスの世界…ジルディアが飲み干すというのに、君達は封印なんて…中々本当に…めんどうな事をしようとするじゃないか」
「っ…この世界をジルディアに飲み干させは…ラザリスやアナタの好きにさせる訳にはいかないんだっ!」
不気味に笑みしたまま言葉を出すサレに、僕は真っ直ぐとサレを睨んでそう告げる。
『僕とラザリスの世界』…どうやらサレは完全にジルディアの世界の住人と化しているようだ。
「フ…フヒャッ…!中々言うじゃないか。まぁいい…そろそろ君達の悪あがきも目障りになってた所だし…此処で君達の希望を終わらせて、メリアちゃんと衛司君…揃ってラザリスに献上してあげようじゃないか」
そう言ってサレはより一層、サレは笑みを強めて指を鳴らして赤い煙を出現させ、その煙に身を包め…身体の至る所から結晶を生やした『『狂風』サレ』へと姿を変える。
サレの姿が変わったのを見て少しリタの方を見るとリタはそれに気付いて小さく首を横に振った。
…まだ使うなって事か。
僕は改めてサレを見直して、星晶剣を抜き構えた。
「僕達は此処で負けるわけにはいかない…希望を終わらせるわけにはいかない。だから…今此処で、絶対にアナタを倒す…サレっ!」
「フヒャヒャっ!面白いじゃないか…いいよ、もうお遊びは無しだ。此処で終わりにしてあげるよ…君達アドリビトムも、希望も、この世界…ルミナシアもねぇっ!ヒャァーハハハハッ!!」
僕の言葉を合図にカノンノ達はそれぞれ武器を構える。そしてそれと同じように不気味に笑い、結晶で作られた細剣を出現させて構えるサレ。
──ルミナシアの命運を賭けた闘いが始まった。
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