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とある3人のデート・ア・ライブ
第四章 炎
第9話 遊園地
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十香「忘れたのか!貴様がシドーにしたことを!」

十香が叫ぶように言う。

それは、十香が精霊の力を封印される前のこと。

十香「私はあの時とても嫌な気持ちだった……今度はシドーに同じ気持ちを味あわせる気か!!」

それは、十香の怒りでもあり、折紙を思いやる気持ちだと、佐天は素直に思っていた。














士道は琴里と一緒に砲撃の来ない場所に避難していた。

琴里を座らせ、両肩を掴んで真剣な眼差しで言う。

士道「琴里」

琴里「は、はい」

士道「琴里、お前は俺の自慢の妹だ。もうどうしようもないぐらい大好きだ。愛してる!……琴里、お前は俺のことが好きか?」

琴里「そんなこと急に言われても……」

士道「琴里!」

琴里「っ!好き!私も好きよ!お兄ちゃん大好き!世界で1番愛してる!」

と琴里が叫ぶと、士道は意を決して琴里の唇に自分の唇を触れさせた。

一方「(どォやら封印は成功したよォだな……)」

それを壁越しに聞いていた一方通行がそこにいた。

折紙の方を見ると、『ホワイト・リコリス』とともに、地面に落ちていた。

どうやら折紙の暴走を止めることに成功したようだ。

一方「(……ン?何であいつがあそこにいるンだ……?)」

彼は、遠くのビルの屋上に知り合いを見つけた。

そして、チョーカーのスイッチをONにして、飛んでいった。







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