第191話 花咲く都の熱戦
[5/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
人一斉に別々の方向へと駆け出した。
メイ「各自散開!次の目的地まで進んで下さい!」
メイビスが声を張り上げ指示を出す。
その様子をルーシィ達は目を白くしてポカーンと見つめる事しか出来ずにいた。
メイ「この時点で、94%の確立でシプが動きを見せます。」
メイビスの予測通り―――、
シプ「(動いた!)」
姿を透明にしたシプが小猿のように駆け出した。
シプ「(すぐ近くに、妖精の尻尾の誰かがいる―――!)」
メイ「各自、全方面に意識を集中!姿の見えない敵の気配を感じ取って下さい!」
メイビスが次の指示を出す。
指示通り、ナツ達は意識を集中させ、360度からの気配を感じ取る。
シプ「(背中ががら空き!)」
シプが敵の姿を確認し、気配を殺して足音を立てずに素早く駆け寄ると、がら空きの妖精の背中に向かって飛び蹴りを放つ、が―――・・・
エ「ふん!」
シプ「(かわしたっ!?)」
妖精―――エルザはシプが来たのを分かっていたかのようにシプの飛び蹴りを左に避けてかわした。
シプ「(そんな・・・気配を消すのも蹴りの威力も、あの時よりうんと上がっているのに・・・・な、何で・・・?)」
シプは空中で体勢を整え、着地するまでの間で頭をフル回転させる。
メイ「敵はエルザの背後から出没。他の者はそのまま目的地へ!エルザは意識を集中したまま、相手の気配を感じ取り、思考が乱れている相手の位置を確認。」
メイビスの指示通り、ナツ、グレイ、リョウ、ユモは目的地へ。エルザはその場で立ち止まり、意識を周囲に集中させ、姿の見えない敵の気配を感じ取り、別空間から刀を取り出すと、
メイ「(撃破。)」
エ「はァっ!」
シプ「うぐぁあっ!」
斬られたシプは姿を現し、その場に倒れ込み戦闘不能。
ピッと音を立てて妖精の尻尾のポイント数に1ポイント追加される。
エ「気配を消した姿の見えない敵を倒す事が出来るとは・・・流石は初代、恐ろしいお方だ。」
刀を別空間に戻しながら呟くと、エルザは草履を履いた足で目的地である場所へと駆け出した。
メイ「(リョウは東方にいる敵2人を撃破。)」
リョ「初代の予想通り!」
タク「うぉわぁあっ!」
アチュ「ぐはっ!」
『銀覇剣』で白い柳のタクヤとアチュールを斬りつけ戦闘不能にする。
ピッと音を立てて妖精の尻尾ポイント数に2ポイント追加される。
リョ「不気味なくらい、初代の読みが的中してってやがる・・・あー怖ェ。」
『銀覇剣』を鞘に戻しながら、最後は棒読みで呟くと青い着
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ