第191話 花咲く都の熱戦
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遂に始まった大魔闘演舞。
バトルフィールドであるクロッカスの街全域を映し出した6つの映像魔水晶の映像から大勢の観客達は目を離せない。会場は常に興奮と歓喜で包まれている。
チャ「いや〜、最終戦が遂に始まりましたね。」
ヤ「どんなバトルが見れるのか、今まで以上に楽スみだねぇ。」
マト「皆頑張るカボよー!」
クロッカスにいる出場者達に届く訳ないが、マトー君は映像に映る出場者達に向かって声援を送る。
映像魔水晶の映像の1つに銀河の旋律の魔道士、キースの姿が映った。すぐにまた別の映像魔水晶の映像にルチーアの姿が映った。
チャ「やはり、1人1人が高い魔力と戦闘力を誇る銀河の旋律の魔道士達は分散して行動していますね。」
他にも四つ首の猟犬、幸福の花が分散している。
映像が切り替わり、蛇姫の鱗のユウカとトビー、青い天馬のトライメンズの3人の姿が映った。
チャ「そして2人1組で行動する者達や、3人1組で行動する者達もいます。」
他にも、2人1組は月の涙のリキとカリン、海中の洞穴のアニーとアリー、白い柳のタクヤとアチュール、3人1組は気楽な禿鷹のリート、ラム、ジェニックなどがいる。
ト「皆さん頑張ってますね。」
フ「なーに当たり前の事言ってんだよ?この最終戦で今年のフィオーレ一が決まるんだ。頑張るのは当たり前じゃねェか。」
呑気に言うトーヤの言葉にフレイが肩を竦めながら言う。
ハ「それにしても、人数が多いね。」
ル「さっきから全然、リョウ達の姿映らないわねぇ。」
シャ「どこほっつき歩いてるのかしら?」
ウェ「目立たない場所にでもいるんでしょうか?」
ショ「いや・・ナツがいる限り、そんな事はないと思う・・・」
シャルルを抱いたウェンディが首を傾げながら呟いた言葉をショールが即答で否定する。
確かにナツは最終戦に出場しているが、まだ一度も妖精の尻尾の魔道士の姿が誰一人として映像に映っていない―――と思った矢先、
マ「あ!やっとナツ達が映―――――って、ええぇ!?」
ずっと映像を見ていたマヤが嬉しそうに声を上げたかと思うと、その声はすぐに驚嘆の声に変わり、マヤの大きな夕日色の瞳が驚きで見開いている。
チャ「あーーーーーっとぉ!こ、これはいったい・・・!!?」
マヤに続くようにチャパティ・ロ
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