暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第191話 花咲く都の熱戦
[1/11]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
遂に始まった大魔闘演舞。
バトルフィールドであるクロッカスの街全域を映し出した6つの映像魔水晶(映像ラクリマ)の映像から大勢の観客達は目を離せない。会場は常に興奮と歓喜で包まれている。

チャ「いや〜、最終戦が遂に始まりましたね。」

ヤ「どんなバトルが見れるのか、今まで以上に楽スみだねぇ。」

マト「皆頑張るカボよー!」

クロッカスにいる出場者達に届く訳ないが、マトー君は映像に映る出場者達に向かって声援を送る。
映像魔水晶(映像ラクリマ)の映像の1つに銀河の旋律(ギャラクシーメロディー)の魔道士、キースの姿が映った。すぐにまた別の映像魔水晶(映像ラクリマ)の映像にルチーアの姿が映った。

チャ「やはり、1人1人が高い魔力と戦闘力を誇る銀河の旋律(ギャラクシーメロディー)の魔道士達は分散して行動していますね。」

他にも四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)幸福の花(ハピネスフラワー)が分散している。

映像が切り替わり、蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のユウカとトビー、青い天馬(ブルーペガサス)のトライメンズの3人の姿が映った。

チャ「そして2人1組(パディ)で行動する者達や、3人1組(スリーマンセル)で行動する者達もいます。」

他にも、2人1組(パディ)月の涙(ムーンティア)のリキとカリン、海中の洞穴(マリーンケイヴ)のアニーとアリー、白い柳(ホワイトウィロウ)のタクヤとアチュール、3人1組(スリーマンセル)気楽な禿鷹(イーズィーコンドル)のリート、ラム、ジェニックなどがいる。

ト「皆さん頑張ってますね。」

フ「なーに当たり前の事言ってんだよ?この最終戦で今年のフィオーレ一が決まるんだ。頑張るのは当たり前じゃねェか。」

呑気に言うトーヤの言葉にフレイが肩を竦めながら言う。

ハ「それにしても、人数が多いね。」

ル「さっきから全然、リョウ達の姿映らないわねぇ。」

シャ「どこほっつき歩いてるのかしら?」

ウェ「目立たない場所にでもいるんでしょうか?」

ショ「いや・・ナツがいる限り、そんな事はないと思う・・・」

シャルルを抱いたウェンディが首を傾げながら呟いた言葉をショールが即答で否定する。
確かにナツは最終戦に出場しているが、まだ一度も妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔道士の姿が誰一人として映像に映っていない―――と思った矢先、

マ「あ!やっとナツ達が映―――――って、ええぇ!?」

ずっと映像を見ていたマヤが嬉しそうに声を上げたかと思うと、その声はすぐに驚嘆の声に変わり、マヤの大きな夕日色の瞳が驚きで見開いている。

チャ「あーーーーーっとぉ!こ、これはいったい・・・!!?」

マヤに続くようにチャパティ・ロ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ