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ハイスクールD×D〜舞い踊りし剣舞姫〜
第十一話
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ており、猛禽類を思わせるような鋭い視線を俺に向けてきた。

「こんなんで諦めるなんて……俺の認めた兵藤一誠やないで」

間違いない、目の前のこいつは……俺が呼んだ……

「済まねぇな……お前の出番を待ってたんだよ……雄星(ゆうせい)

「そうか?やったら……その厚意、ありがたく受け取っとくかな!この、諸星(もろぼし) 雄星(ゆうせい)がの!!」

雄星が手に持つ槍型の神器、虎王(タイガーキング)を雄星は自身の頭上で振り回しながらそう言う。

諸星雄星……俺の大阪の友人であり、こちらの人間で元素精霊界(アストラル・ゼロ)の事を知っている数少ない人間であり……その二つ名は《(やり)剣王(けんおう)》という俺に次ぐ実力を持つ人物だった。
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