第15話 勝手にしやがれ!!
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全て風で吹き飛ばされ、ルーシィ達も倒れてしまう
「きゃあああ!!」
「うああああ!!」
「ルーシィ!エルザ!」
「はははははははは!!」
「か、勝てるわけない・・・古代禁呪の前じゃどんな魔導士も・・・」
セリアは花翠風月に怯えながら呟く
「さあこれでとどめだ!!」
ゴルゴッチはとどめを刺そうと風を撃とうとする
そこに、ラストがルーシィ達の前に出た
「ラスト!よせ、怪我人のお前では敵うはずがない!」
「ダメよラスト!!」
「そんなに花翠風月を食らいたいか?それとも小娘共にいいとこ見せようってか?にくいねぇ」
「・・・どいつもこいつも、自分勝手に島を荒らす・・・これ以上の狼藉は許すわけにはいかない」
ラストは、ゴルゴッチを睨み付ける
「リオンも、お前達も、今すぐこの島から出ていってもらう!!」
ラストは右腕を空にかざすと、何もないところから黒い穴が開いた。
「な、何だ・・・あいつ、何をするつもりだ?」
「今こそ、この剣を使う時だ・・・・出ろ!!」
黒い穴・・・ワームホールから大剣が現れ、地面に突き刺さる
いきなり大剣が出てきたことに、その場にいた全員が驚く
ラストがその剣を取ると、魔力の衝撃波がゴルゴッチを圧倒する。
「うぉ!?な、何だこの魔力は!?俺の花翠風月以上だと!?」
「何なの・・・あの剣・・・」
「禍々しい魔力だが・・・これほど強い魔力は感じたことがない」
「行くぞ・・・反撃の時だ」
ラストは、大剣を引き抜き
「魔剣デカログス・・・その身で味わえ!!!」
ゴルゴッチに向けた。
今、ラストの反撃が始まる
「・・・つづく!」
と、ハッピーが何処から出したのか、「つづく」と書かれた立札を出す。
「ここで終わりかい!!」
第15話 完
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