第15話 勝手にしやがれ!!
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う言い、ラストはため息をつく
「それを解こうとしているリオンは師匠殺しをやっているのと一緒ということか」
「ああ、だから何としても止めるんだ!」
改めて意志を固め、リオンを止めるため神殿へ向かった。
そこで見たのは
「え〜と・・・」
「遺跡が・・・傾いてる・・・?」
神殿が傾いている光景だった
「ナツだな。どうやったか知らねぇがこんなデタラメするのはあいつしかいねぇ」
「けど、これなら月の光はデリオラに届かないな。案外機転が効くところがあるんだな」
ラストがそう感心する中、ルーシィとハッピーが首を傾けている。
「あっちこっち壊す癖がこんなとこで役に立つなんて」
「オイラ知ってるよ、こういうの伏線って言うんだグギャ!?」
ハッピーは傾いた首を直そうとしたが、勢い余って反対側に首を鈍い音を立てて傾けた。
「危ない!!」
エルザが何かを感づきルーシィとハッピーを弾き飛ばし
グレイとラストは飛んでくるチャクラムを避ける
「何者!?」
「見つけたぞ!妖精の尻尾!!」
「零帝様の邪魔は許さん!」
ぞろぞろと装束を纏ったリオンの部下がラスト達を取り囲む
「リオンの手下か!」
「囲まれちゃった!?」
「ここは私に任せろ!」
エルザは換装で剣を握る
「エルザ」
「行け、グレイ。リオンとの決着をつけてこい」
「大丈夫!あたし達もいるから行って!」
「あい!」
「ウルとリオン・・・二人を救えるのはお前だけだ、グレイ」
グレイは静かに微笑み、神殿に向かって駆け出した。
「行くぞ!」
「ああ!!」
それぞれ武器を持ち、リオンの部下を倒していく。
数が多いせいか戦闘は長期化し、気付けば日が落ちていた。
「ルーシィ、ラスト、気付いているか?」
「うん、これだけの人数で魔力が弱いっていうか・・・」
「戦闘能力そのものが低い」
「まともな魔導士は6人くらいしかいないようだな」
「やれやれ、これじゃ本気出せないね」
「アンタが言うセリフかい・・・」
この中で一番戦闘能力が低いであろうハッピーは白々しい事を言っていた。
「そういうわけだ、頼めるか?」
「ああ」
ラストはDBを呼び出し一気に殲滅しようとしたが、ルーシィが前に出て止めた。
「ラストは怪我してるんだし、ここはあたしに任せて!」
「だが・・・」
「いいの、いつも助けられてばっかだし・・・今くらい借りを返させてよ」
ラストがセリアと戦っている最中、ルーシィは一人でシェリーと戦い勝利していた。
そのせいか魔力が高くなっているのを感じたラストは、一歩下が
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