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蒼い鬼は魔を清める
三之巻 蒼太郎、あきらとの出会い
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「今日から威吹鬼さんの弟子になりました、天美あきらです。よろしくお願いします」


自分のディスクアニマルを小一時間ほど眺めて上に登ったら見知らぬ女の子が居た。
最初は、お客さんなのかなとおもったんだが、どうやら、威吹鬼さんの弟子らしい。
だがそこは問題ではない、一番の問題は…俺の好み度ストライクなことだ!!!!
何あの可愛さ!!抱きしめたくなるようなあの感じ、まさにマイエンジェル!。
とひとり悶えていると、威吹鬼さんが、修行をしにいくと言うので、「俺も連れてってください!いや、行かせろ!!」
と、O☆HA☆NA☆SIした所、OKしてくれた。
やった、これで天美さんと一緒にいられる。

「あの、天美さん、俺の名前は空町蒼太郎改め立花蒼太郎です。
鬼を目指してます。これから一緒に頑張ろうね。」
「はい、よろしくお願いします。
ところで」
「な、何かな天美さん」
「空町くんか、立花くん、どちらでお呼びすればいいんですか?」
「えっと…蒼太郎くんでお願いします」
「え、はい、わかりました。蒼太郎くん、私の方はあきらと呼んでください、さん付けはなしで」
「え、いいの?」
「いいんです、何かまずかったでしょうか?」
「いや、いやいやいや、別に何も問題ないよ!じゃあ改めてよろしくね、あきら」
「はい、蒼太郎くん」

こうして、あきらと蒼太郎は友達になったのだった。
因みに、これは余談だが、この頃から、威吹鬼の修行に頻繁について行くようになったとかならなかったとか。


あきらと蒼太郎が、話している頃、周りにいた大人達は、というと…

「あれ?蒼太郎とあきらなんか顔赤くないか?」
「まさか…、蒼太郎はあきらにあきらは蒼太郎に恋しちゃったんじゃないの?」
「蒼太郎はそう言えば、この前ショートカットの髪型の女の子がタイプだとか言ってましたねぇ」
「これは今晩中に相談にくるわね」
「あきらは、どうしてなんでしょうか、ただ単に好みの顔だったとか?」
「これは本人達に聞くしかないわね」
「え、なんなんですか?恋とかどうとかって」
「威吹鬼君、わかってない」
「え、ちょ、香須実さん、わかってないってどういう…」
「鈍いですねぇ〜威吹鬼君は」
「え、日菜佳さんもなんなんですか?」
「まぁ、頑張れ威吹鬼」
「ちょ、響鬼さんまで〜」

と言う会話が繰り広げられていたと言う。


そんな日常の中、時はすぎてゆき、吉野から鬼として独り立ちする蒼太郎のために変身音叉「音角」が届けられた。

「ついにこの日…俺が鬼になるのか」
「蒼太郎、鬼になるに当たって、コードネームを付けなければならない。これは本名の代わりに、内外関係無く使用するものだから、ちゃんと考えて決めるんだぞ」
「あぁ、もう俺は決まっ
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