〜十七幕〜覗きダメ、絶対。
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物陰から物陰へ、幾兄を見失わない距離で近づいていく。
まず、向かっていたのは果物屋だった。
みかんやらぶどうやらを買っている
菜「ねぇ、なんでこんなことしてるの?」
「興味本位だよ!それより早く追いかけねぇと!」
その後、肉屋に行って人里を後にした。
「キターーー!ようやく幼女二人を連れた男の住まいが発覚する!」
また、くだらない話をしながらアゲハと星花ちゃんを連れて歩いている
「キィーーッ!憎いザマス!何で幾兄だけ????うっうぅ」
そんなこんなで幾兄一行がたどり着いた所は、神社であった。
「え!?ここ!?」
菜「幾斗さんって修行僧か何かだったの?」
「んな訳無いだろ」
俺達は草むらに隠れて、幾兄を見ている。
菜「あっ!家に入ったよ!」
「何だかんだで楽しんでんじゃねぇか」
最初は、
『ねぇ、やめようよぅ』とか何とか行ってたくせに???
中を覗けるスポットを見つけて、そこから覗いてみる。
「パンケーキを作ってイチャイチャしてる???様には見えないな???」
菜「そう?めっちゃ仲良さそうだけど?」
「幾兄が何時もと違うな??何か複雑そうだな」
菜「次は、ハンバーグっぽいよ!」
「シーッ!声がでかい!」
そんなこんなで幾兄達が晩御飯を食ってる所を見せられた。
さっき食べてきたからか、腹は空かなかった。
幾兄達が縁側の方に行ったので我々は、草むらに戻り、覗きを継続するであります!
「何か言い合ってるな???」
この位置だと微妙に聞こえない
そんな時、我々に聞こえるくらいの声でアゲハが言った。
ア「ちょっと待って!私、三重人格じゃ?????!」
どういう意味かわさっぱり分からんかった
そうこうしてる内、皆神社の中に入って言った。
「俺らも、寝るか?」
菜「そうしよう????凄い眠い」
「ん、そうかじゃあお休み」
俺は横になる。
菜「あっ!夜這いかけたら許さないからね!!」
「かけねぇよ」
ーーーーーーーー少年少女睡眠中ーーーーーーーー
「朝だっちゃ!起きるっちゃ!菜々ちゃん!」
菜々の体を揺する。
「爆睡じゃねぇか???」
菜々の顔に自分の顔を近づけて
「起きろーーッ!!」
菜「ハッ!」
菜々は顔を上げた。
いきなりだったから避けられんかった???
頭が痛い、早朝ヘッドバットをくらうことになるとは???
菜「朝ご飯どうするの?」
「抜きだな!」
菜「えぇ!?そりゃあ、そっちにはオカズが有るけど???私、体に自信無いし、ドクロっちのその???あれと言うかなんと言うか????」
顔を赤らめて、朝っぱらから下ネ
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