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遊戯王GX 〜プロデュエリストの歩き方〜
エピソード6 〜紫苑姉登場!?〜
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ーん!!!」

突如大声で名前を呼ばれ、ビクリと肩を震わせる。

ま、まさか…

銀髪を揺らしながら、こちらに走ってきている人がいる。そして、その紫の瞳は俺を目線に捕らえている。
もうお気づきですね。案の定、ウチの姉です。はい…

「久しぶり!紫苑!!」

「あうち」

そう言いつつ、抱きついてくる。というよりタックルに近い
そして、俺をホールドしたまま頬をこすりあわせてくる。

ものすごく周りからの視線が痛い

「あ、あのあなたは?」

代表として明日香が訪ねてくる

「新入生の子かな?私は3年生の叢雲 翠。よろしく」

「え?叢雲?」

同じ苗字したも、叢雲なんて珍しい苗字はそうそういないだろう
この場に居た女子たちが驚きの表情をあらわにする。

「まぁ、想像通りだろうよ。これはうちの姉です。」

「そゆこと。私は紫苑の姉で、紫苑は私の可愛い妹。つまり、姉妹だね」

「何ナチュラルに嘘を吹き込んでんだよ!俺は男だ」

「またまたご謙遜を。紫苑が男だったら、世の中の女の人はみんな男ってことになるよ」

「わけが分からんわ!!とにかく、嘘を吹き込むな!みんな唖然としとるだろうが」

実際に、他のメンバーはあんぐりと口を開けてこちらのやりとりを見ている。
これくらいで驚かれても、日常茶飯事なんだが…


「なかなかがいいんですね…」

「「「えぇ…」」」

「優しいお姉さん、羨ましいです♪」

一人ゆまだけ違った感想を持っていた
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