エピソード6 〜紫苑姉登場!?〜
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ーん!!!」
突如大声で名前を呼ばれ、ビクリと肩を震わせる。
ま、まさか…
銀髪を揺らしながら、こちらに走ってきている人がいる。そして、その紫の瞳は俺を目線に捕らえている。
もうお気づきですね。案の定、ウチの姉です。はい…
「久しぶり!紫苑!!」
「あうち」
そう言いつつ、抱きついてくる。というよりタックルに近い
そして、俺をホールドしたまま頬をこすりあわせてくる。
ものすごく周りからの視線が痛い
「あ、あのあなたは?」
代表として明日香が訪ねてくる
「新入生の子かな?私は3年生の叢雲 翠。よろしく」
「え?叢雲?」
同じ苗字したも、叢雲なんて珍しい苗字はそうそういないだろう
この場に居た女子たちが驚きの表情をあらわにする。
「まぁ、想像通りだろうよ。これはうちの姉です。」
「そゆこと。私は紫苑の姉で、紫苑は私の可愛い妹。つまり、姉妹だね」
「何ナチュラルに嘘を吹き込んでんだよ!俺は男だ」
「またまたご謙遜を。紫苑が男だったら、世の中の女の人はみんな男ってことになるよ」
「わけが分からんわ!!とにかく、嘘を吹き込むな!みんな唖然としとるだろうが」
実際に、他のメンバーはあんぐりと口を開けてこちらのやりとりを見ている。
これくらいで驚かれても、日常茶飯事なんだが…
「なかなかがいいんですね…」
「「「えぇ…」」」
「優しいお姉さん、羨ましいです♪」
一人ゆまだけ違った感想を持っていた
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ