原作が始まった訳だが……どうしよう
37話
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
なかったら手足の一本は握り潰されるぞ」
アリサの顔が一瞬青くなったが、すぐに気を取り直して俺を見る。
「……イザナミさんの攻撃って何なんですか?」
「うーむ……無限に近い本数の黒い紙みたいな腕での攻撃と馬鹿げた怪力だな」
「……馬鹿げた怪力って、あの大きな神機を振っていた、あれですか?」
「ん?ああ……前のあれか、いや、あんなもんじゃない。昔、ヴァジュラの手足を持って、紙みたいに縦に引き裂いたことがあるって言えば分かりやすいな」
「……ドン引きです」
そう言ってアリサは壁にもたれかかって、何かにブツブツ呟いている。
……本当に今日のアリサはどうしたんだ?
「おとーさん!!」
「ん?どうしたシオ……って、おい」
シオが自慢げに自分の手を見せる。そこには俺の具足と似たような具足が装着されており、それを楽しそうに俺にぶつけている。
「できたぞ、えらいか?」
「……シオ、とりあえず、痛いから叩くのやめてもらえないか?」
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ