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アラガミになった訳だが……どうしよう
原作が始まった訳だが……どうしよう
37話
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なかったら手足の一本は握り潰されるぞ」
アリサの顔が一瞬青くなったが、すぐに気を取り直して俺を見る。
「……イザナミさんの攻撃って何なんですか?」
「うーむ……無限に近い本数の黒い紙みたいな腕での攻撃と馬鹿げた怪力だな」
「……馬鹿げた怪力って、あの大きな神機を振っていた、あれですか?」
「ん?ああ……前のあれか、いや、あんなもんじゃない。昔、ヴァジュラの手足を持って、紙みたいに縦に引き裂いたことがあるって言えば分かりやすいな」
「……ドン引きです」
そう言ってアリサは壁にもたれかかって、何かにブツブツ呟いている。
……本当に今日のアリサはどうしたんだ?
「おとーさん!!」
「ん?どうしたシオ……って、おい」
シオが自慢げに自分の手を見せる。そこには俺の具足と似たような具足が装着されており、それを楽しそうに俺にぶつけている。
「できたぞ、えらいか?」
「……シオ、とりあえず、痛いから叩くのやめてもらえないか?」







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