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FAIRY TAIL 忘却の最期
第14話 ラストVS.セリア
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いく

「これは・・・魔法陣!?」

「水中魔法陣・・・この中にいる限り私の魔力は増幅される!そして!!」

セリアの右腕に、膨大な魔力が集まっていく

「海の大魔法が完成する!!青い有頂天(ブルーエクスタシー)!!!」

セリアの放つ膨大な魔力が、身動きができないラストを押しつぶす

「ぐあぁぁぁぁ!!!」

ラストは吹き飛ばされ、海底の岩場に叩き付けられた。

「アッハハハハハハ!!人間なんてこの程度!私に勝てないようじゃ零帝リオンに勝つことはできないわ!!」

高笑いをするセリアは狂気じみていた。

ラストは、崩れてきた岩をオールクラッシュで砕き起き上がる。

「はあ・・・はあ・・・」

「まだやる気?いくら立ち上がっても私達の理想は崩れないわ!」

「何が理想だ・・・!!」

ラストは怒りの表情でセリアを睨み付ける。

「あの村人達は・・・お前達のせいで住む場所を失った・・・!」

ラストはナツ達と合流する前に村人の様子を思い浮かべる。

それは、自分が悪魔の姿となり希望を失い笑顔を失くした表情

そして、息子の墓を無残に壊された村長の涙と怒り

「仲間を・・・家族を失い泣いていた・・・!お前達のやっていることはデリオラと同じなんだぞ!!」

「わ、私達がデリオラと同じ!?」

「そうだ!!我が物顔で島に住みつき、月の雫(ムーンドリップ)で村人を苦しめる!お前達はデリオラがしたことをあの村人にも与えているんだ!!」

ラストは怒りに任せ叫び続ける。

「そんなお前達がデリオラを復活させ倒すだと?白々しいにも程がある!!!」

「黙れぇぇ!!!私達は仲間の仇を討つ!!そのためならどんなことだってしてやるわ!!」

セリアは再び右腕に魔力を集中させ攻撃態勢にはいる

「これで死ね!!青い有頂天(ブルーエクスタシー)!!!」

再び青い有頂天(ブルーエクスタシー)をラストに向け放つ

ラストは、その場から動こうとしなかった。

「お前を倒してルーシィを助けに行かなければならない。だから・・・」

ラストは、DBを呼び出し右腕から黒い球体を生成する。

「歪んだ理想と共に滅び去れ!!漆黒弾・・・ブラックゼニス!!!」

ラストが放った暗黒物質は、水を切り裂き
セリアの放つ青い有頂天(ブルーエクスタシー)をも消滅させ

「そ、そんな!?水中魔法陣で増幅した青い有頂天(ブルーエクスタシー)が!?」

ブラックゼニスはセリアへ向かっていき

「きゃあああああああああ!!!」

海面まで弾き飛ばされ、そのまま海岸へ投げ出された。

ラストは海岸に上がり、セリアを睨み付ける。

「人々を傷付けるような理想
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