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東方大冒録
フォートレス、インファイト、ファンネル、ジェット。(設定に修正あり)
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、そんなすげぇことをやったわけじゃないさ。腹が立ったから偽者をぶったおした。それだけだよ」
「それでもです! 本当に、ありがとうございました!!!」

大妖精は頭を下げて礼を言う。チルノたちも大妖精の姿を見てなのかはわからないが、

「ま、まぁ、今回はサイキョーのあたいがやらかしちゃったとこを助けてくれて、あ、ありがとう……」
「ありがとうなのだー。私の恩人なら、食べるわけにはいかないのだー」
「ありがとう! 今度、私の歌を聞かせてあげるね! あと、屋台もやってるんだ! 今度食べに来てよ! サービスするから!」
「ちゃっかり自分と店の宣伝してるよこの人……。まぁ、ありがとう。本当に助かったよ。こんど、いろんな虫の事教えてあげるね」

など、自分なりのお礼なのだろう、を言ってきた。

「へへっ、まぁまた何かあったらおれを頼ってくれ」
「はい! あの、あなたのお名前は……?」
「おれは暗基零。暗基優理亜の弟さ。よろしく」

自分が優理亜の弟であると言うと、さらに大妖精やバカルテットは盛り上がった。

そしてしばらく談笑を楽しんでいた。








































「「「「「またねー!!」」」」」
「おう! 気をつけろよー!!」

チルノたちがいなくなって、少し寂しくなった森の中。

「ふふ、貴方って小さい子が好きなのかしら?」
「あぁ、子供は好きだよ。将来の夢は保育士とか、学校の先生だからな」
「あら、そうなの? それじゃあ、いつかハクタクの教師のところでも話をするといいかもしれないわね。今はマガイモノになってしまっているけど」

おそらく紫が言っているのは上白沢慧音(かみしらさわけいね)のことだろう。確かにあの人は寺子屋の教師をやっている設定だったはずだし、何かと面白い話しが聞けるかもしれない。

「そうだな。おれが元に戻してやらないとな……」

そう暗基がつぶやいた。






































「さて、歩くの疲れたし、新しいスペルを」
「歩くのが疲れたから新しいスペルをって、どんなノリよそれ……」
「まぁ、いいじゃねぇか」

暗基はそういいながら白紙のスペルカードを取り出し、また何かを念じこむ。

「よし。霊翔『ソウル・ジェット』。早速発動だ!!」

暗基が今作ったスペルを早速唱える。すると、暗基の背中に、黄色い霊力の、バックパックのようなものが現れた。

「これで飛べるはず」

そして暗基は飛べ、と念じながら霊
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